F1 第14戦シンガポールGP スタート直後のクラッシュ。雨で風向きが変わった!ルイス3連勝! | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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毎日が24時間で足りない日々ですが、
苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださり、ありがとうございます^^

 

ええと…シンガポールGPの予選…書けませんでした^^;

ああ、ハミルトンの調子が悪かったから書かなかったのではなくて

あんまりにも疲れていたんで、Q2まで書いたところで寝てしまいまして。。。

次の日も出かけていたので書く余裕もなく。もうそのまま行きます。

 

簡単に振り返っておくと、予想通りレッドブルに得意なコースという感じで

金曜日のFPではマックスとリカルドがとても良い状態だったのですが、

予選…最終的にベッテルがびっくりするような速さを見せてポールを取ったのでした。

シンガポールGPでは、ポールシッターがそのまま決勝も勝つことが大変多いと言われています。

 

メルセデスの2人は…なんと3列目。どうにも調子が上がらなくて…

でも本人は、今できるだけのことはやったと言っていまして…あとは「奇跡が起きることを神に祈る」と…

このサーキットでは、また差をつけられることを覚悟しなければなりませんね。

できるだけ傷が浅くて済むようにしなければね…

 

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さて、レースの方へ行きましょう。

 

おおおーーー!!!雨だ!雨!!

これは…

もしかすると勝機があるかもしれない。雨が苦手なベッテルと、得意なマックス、そしてハミルトン。

もちろんアロンソも。シンガポールでは初めての雨でしょ。

ドライであれだけ差をつけられたコースであっても、雨が降れば変わるかもしれない。

 

 

上位7台はインター、アロンソ、ヒュルケンベルグはウェット…

この選択がどう左右するか。

ベッテルの隣に、雨をもろともしないマックスがいるのはかなりの見もの!

フォーメーションラップですらかなりの水煙で前が見えない…

水はけも良さそうじゃないし、どうなんだろう…・

 

ブラックアウトです・・・て!!

 

うおおおーースタートからやってくれたわーーー!!

ベッテルがインサイドのマックスに寄せすぎた感がある。

それをよけるようにマックスはインサイドに寄せたが、スタートの良かったライコネンがマックスの内側に来ていた状態。

マックスはフェラーリ2台に挟まれてどうすることもできなかった状態。

 

ライコネンとマックスは完全にストップ。

ベッテルの左側をかなり当てられた感じで…少し走行していたものの、フロントウィングを失って車体もダメだ…かなり上位陣が巻き込まれてしまった。

こういう場合…「ラッキー」というのはちょっと申し訳ないけれど…

アウトサイドでかつ後方ににいたハミルトンは巻き込まれずに助かった。

ポジションが下がったかもしれないが、ボッタスもなんとか残ってくれた。

 

 

 

ハミルトンへの無線

“いいか、ルイスわかってるな、このレースで大事なのは、車を壊さずに最後まで走り切ることだぞ。”

 

ええ、そうですね。川井ちゃんも言っていたように「大変理性的な無線」でした。

もうベッテルもライコネンもいない。

後ろについているのはリカルド。彼ならば無理はしてこないだろうが、ルイスも無理をして守りに行く必要はない。このレース、走り切ってポイントを得ることが大事なのよ。

 

Lap5/61

SCが抜けてリスタート。

ボッタスが早々にパーマーに抜いていかれた。どうした、ボッタス。何か調子悪いのかな?

どうもペースが上がらないようだね。パーマーがウェットでボッタスがインター…それが理由か?バンドーンにもかなり迫られている。うーん、苦しい。

 

 

ハミルトン、リカルドはともにインターなのでさほど変わらないか。

ハミルトンだけがかなり速いペースだそうで…かれは視界の面で有利だからね。水しぶきがないんで。

リカルドへの無線:コースの状態はどうだ?との問いに、「インターがいいよ」と。

雨にも強いハミルトンとリカルド。そこがベッテルとの違いだと思っているんで。

 

今のところ、とてもいいペースでレースを優位に進めているハミルトン。

しかし、このサーキットならばまだ何かがある可能性もあるしな。油断できないよねぇ。

 

LAP 8/61

だいぶ水しぶきの上がり方が少なくなってきた。

それによって、マシンのペースが変わってきている。

ペースを落としていたボッタスは少し上がってきたし、ハミルトンを追いかけているリカルドもあがってきたようだ。。。

アロンソはマシンのダメージが大きすぎるので、リタイアを選んだようだ…

いやーー今回はポイントを取るチャンスだったのにね。あのクラッシュに巻き込まれたから…本当にもったいなかった。スタートも良かったのにね。

 

 

9週目、サインツがオコンをかわして8番手に。

10周目。リカルドが1秒詰めてきたことに反応したハミルトン。すぐに反応してファステスト。逃げる。

 

Lap 11/61

クビアトがセクター2でウォールに突き刺さった…

あーーあ。お前のせいでまたSCだよ。GAPが詰まっちゃうじゃんさあ…

川井ちゃん:「完全にオーバースピードですね。」おいおいおい…

ま、まあクビアトはおそらく来季シートなさそうだからな。そりゃあそうだろうよ。こんなことばかりしてちゃ。

 

 

このタイミングでリカルドがPIT。ハミルトンは入らないね…大丈夫なのかなあ

まあ、いずれインターじゃなくなることを見越してタイヤ交換をしなかったんじゃないかな。

しかし、このコースはなかなかドライにならないっていう事らしいので、これはきびしいのでは…

ハミルトン、ボッタス共にPITしなかったようだね。

 

ハミルトン:「みんなはタイヤ交換したの?このタイミングで変えなかったのはミステイクじゃないの?」と。

そう思うよねえ。リカルドと同じタイミングで入った方が良かったんjじゃ…

リカルドはやる気満々です!汗

 

LAP 15/61

SCが抜ける。リカルドとは1.4秒差程度…どこまでこの状態でいけるか…

15周目はハミルトンがファステスト。しかしタイヤがもつかなあ…

マグヌッセンがオコンをパス。んーちょっと強引にも見えたけど…オコンは無理をせずに引いた感じがある。

さらにマグヌッセンはマッサもパスしていくが…もう全部危ない感じ。

タイヤ同士が軽く当たっている感じだし…マグヌッセンはラフドライバー認定されてるからな。汗

 

Lap 18/61

マッサはタイヤをウェットからインターへ。

やっぱりウェットのままでは厳しかったか。ストロールとタイヤ種類を分けていたが、やはりインターの方が良かったようだ。ただし、ライン上では明らかにドライなところができてきている。

ハミルトンは以前ファステストを刻み続けている。

って、いつの間にサインツは4番手!?頑張って、ジュニア!

 

ハミルトンの無線:「ドライにできるのはいつ頃かな?」「たぶん10Lapくらい先だね」

って、ほんとに乾きの悪いコースだよね。。。早くドライに変えさせてあげたいのに。

 

Lap 23/61

ハミルトンはスリックタイヤに変えるタイミングを見ているが…

どちらにしても他のチームが動いてからになりそうだ。しかも、無理はしなくていい。どうしても1位でないと、というわけではないのだから。リカルドとの差は4.4秒ほど。

 

Lap 25/61

マグヌッセンニBOXの指示。USタイヤだ…そしてマッサもUSへ。

 

んーーマッサはまだしも、マグヌッセンは怖いな…危ないぞ。当たってこないでよ!

そしてハミルトン、リカルドどうする!?

しかし…マグヌッセンはまだインターの時の方が速かったようで…んー。

ストロールもドライに変える。そろそろ上位も動くか?

ドライタイヤがインターに対して1周当たり4~5秒速いようで。そうなるとリカルドにあっさり追いつかれるからなあ…

 

Lap 28/61

サインツがタイヤ交換。バンドーンもPit。

そう、マグヌッセンがついに全体ベストを出したからね。みんな動くだろう。

28周目、リカルドがPit。するとハミルトンは次の週で入るだろうな。ボッタスもPit。

リカルドとハミルトンの差はもともと8秒以上あったので、1周後でも問題ないだろうね。そしてBOXの指示。

ハミルトンとすれば、インターでもいいタイムを出すことができていたのでそのまま走っても問題はなかっただろうが、万が一の時のリスク回避を兼ねてリカルドに合わせてきたね。それでいい。

 

Lap 31/61

ヒュルケンベルグ、現在4番手…彼はまだPodium経験がない。初めて獲得できるか?

3位のボッタスまで1.1秒程度…んーヒュルケンベルグに取らせてあげたい気もするけど、ボッタスに頑張ってほしい!逃げてーボッタス!

5番手争いはサインツとペレス。サインツはSSタイヤ、ペレスはUS…どうもUSタイヤの方がこのサーキットでは良さそうな感じだ。逃げて、サインツ!

ファステストラップはヒュルケンベルグ、そしてマッサと入れ替わり立ち代わり刻んでいく。

リカルドもほんの少しだけへミルトンとのGAPを詰めてはいるが、さほどの変化はない。

 

こういうファステストセクターってあんまり見ないよね…フェラーリも、メルセデスもレッドブルもいない。笑

 

Lap 34/61

ボッタスのペースが少し上がってきた。ヒュルケンベルグとの差が4秒ほどに開く。

ここでボッタスがファステスト。そう思うとボッタスもウェットがあまり得意でないんだな。

37周目、リカルドがファステストを刻むも、ハミルトンも同じくらいのペースで走っているので、その差は得に縮まっていない。

 

Lap 38/61

げげっエリクソンが変なところで止まっている…またSCかあーーー!

 

せっかくGAP10秒作ったのにね…ハミルトン…まあ、いい何とか上位で無事にフィニッシュして!

ヒュルケンベルグはあまり意味があると思えないタイヤ交換を…?

いや、なにかトラブルだったようだ。入らざるを得なかったか。

これで彼のキャリア初表彰台は厳しくなった。

怖いのはこのあとのSCが抜けるとき…ハミルトン、逃げ切れるかなあ。

 

SCがなかなか抜けない。画面表示が変わって残り時間になった。

まあ、61周は走り切ることはできないだろうからね。

その間に、スタート直後のクラッシュについてのインタビューが少し伝えられた。

 

マックスはやはりベッテルを非難しているようである。

しかし、ベッテルはライコネンがイン側から前に出てきているのはわからなかっただろうし

明らかに寄せているのはベッテルだけども…マックスはスタートが悪かっただけで真っすぐ走っていたからね。

ライコネンとベッテルに挟まれたマックス二は逃げようもなかったね。

一応この件についてはレース後に審議になったようだ。まあ、どうにもならないのだろうけど。

 

 

26:00~

SC抜けてリスタート。

 

とりあえず脱げなければならないハミルトン。

川井ちゃんの見解だと、リカルドが金曜日のペースを戻しても、ハミルトンを抜くのは難しいだろうと。

そうであってほしいけど…最後まで分からないのがF1ですから。

9番手~12番手の争いがし烈だ!全員1秒以内。しかしこのコースは抜きにくい。

 

ハミルトンに対しては「4秒のGAPでいい」という指示が出ているようだ。

無理にスピードを上げて引き離さなくてもいいと言うことね。リカルドが上げてきたら自分も上げればいい。

その言葉通り、リカルドが少し上げてきたら、すぐにファステストを出すハミルトン。

ハミルトン:「それは気持ちよくないんだけど」と。

エンジニアは諦めて、「じゃあ、自分でコントロールしていいよ」

このやり取りを見る限り、ハミルトンには余裕がありそうだ。よかった…リカルドにGAPを詰められているのではなくて、コントロールして付かず離れずにしてるんだね。

 

14:00~

ヒュルケンベルグ、途中まで表彰台に行けるかどうかという走りをしていたのに、

やっぱりマシンのトラブルが問題になったみたいで…そのままリタイア。可哀そうに…

なんとなくついてないんだよね。ヒュルケンベルグは実力もあってそこそこ安定もしてるのに

時々あるような棚から牡丹餅的な表彰台も得たことだないんだもんね。ストロールだって先日上ったのに。

 

10:30~

マグヌッセンの無線:「MGKがないよ。スローダウンしろ」ああ、これはダメそうだ。

※MGK:ブレーキング時のエネルギーを回収・蓄積して再利用するシステムのこと

 

 

 

あとはハミルトンのマシンにトラブルが起きないのを祈るだけ…

ハミルトン自身もちょっと神経質になっているようで、さっきも「タイヤに何かついてるよー!」

って言っていましたが、一瞬黄色いペイントのようなものがついただけだったようだ。

確かにハミルトンはこれまで何度か、ぶっちぎりで1番手を走っていながら、突然のマシントラブルでリタイアになることが何度かあったから…

 

そんな心配をよそに…

このまま最後までファステストを刻みながら大歓声に囲まれでチェッカー!

本当に奇跡のような勝利だったーー!

ハミルトンがレース前のインタビューで。「自分はできる限りのことをやって、予選はあのような状況だった。でも、決勝はベッテルの隣にマックスが並んでくれたことで何かが起こるかもしれに」というようなことを言っていたのですが、本当にそうなるとは…

 

夏休み以降3連勝!今シーズン7勝目!!

本人も「fantastic job!」と。

昨日本人は「明日、1台はなんとか抜きたい」という若干弱気な発言をしてましたけど…天が味方しましたね。良かった。

 

サインツも自己ベストの順位に入って喜びを爆発させていましたね^^

「バモーース、バモバモバモバモーーース!!」笑

 

今日のTOP10結果

 

ボッタスはドリンクホルダーが壊れてしまっていたみたいで、レース中に水分補給ができなかったみたいなんですよね。川井ちゃんも心配していましたが、マシンから降りたボッタスは何とかしっかり歩いているようで…良かったーー。

 

リカルドとハミルトンがスタート時の話をしている。

REC「あの時、どこにいたの?」

HAM「アウトサイドだよ。それで助かったよね」

 

花火の上がる美しいシンガポールのサーキット。

 

<インタビュー>

 

ーお疲れですよね?ルイス。ん?全然疲れてないそうです。笑

 

シャンパン気持ち良かったです。

 

ーはい、本当に素晴らしいこの10周年というシンガポールGP優勝という事で

 

はい、チームに感謝しています。バルテリもいい仕事をしました。1-3ということで良いポイントを稼ぎました。昨日はちょっと大変でした。どうなるかわからない感じでレースに挑みました。そしてポイントを少しでも稼ごうと…ラッキーな部分もありましたけど。本当に嬉しいです。

 

ー昨日インタビューもしてるんです。その時は奇跡を期待していると言っていました。サンタクロースが…そして奇跡が起きましたよね!

 

本当に…なんていうんでしょうね。笑

本当に神様が見ててくれたみたいですね。あれが起きるとはだれも予想していなかったわけで。フェラーリにとっては残念でしたけど。僕らのチームにとっては良いことで、ダニエルもよく健闘しました。

楽しいレースでした。セバスチャンと戦うのかなとおもっていました。

 

 

ー本当に思ってました?

 

目の前でターン3、セバスチャンが前にいて、本当にレースになるのかなと思っていたらまあ、こうなって私もかなりラッキーでした。

 

ールイス、言いたいことがあります。目の前で起こっていることをみてどんなことを思いましたか?

 

そうですね、優勝だけを考えました。前に出て…

昨日は奇跡が起きないかなと思いましたけど、雨が降った時に、’あ、絶対いける’と思いました。ペースはウェットの中であるとわかっていたので…ドライはちょっと自信なかったです。はじめ、雨が降り出したので自分のコンディションだなと思いました。

 

いつもの独特のへミルトンのガッツポーズが出たー!^^

 

 

本日のレースリポートはこちら。

 

今日のハイライト…

っていうか、もう今日は最初のクラッシュに尽きるでしょう。

今日はハミルトンが言った通りにすべてが動いた感じでした。

 

 

昨日の時点では「奇跡が起きるのを祈る」と言い、

レース前には「ベッテルとマックスが並ぶことで何かが起こるかもしれない」と言い

雨になったら「これは自分のコンディションだ」と思う。

 

それがすべて当たりました。

私もそう思ったかな…今日のレース前に雨が降っているとわかった時点で、これは勝機があるかもしれないって思ったし、突破口があるとすれば、ベッテルがマックスとやりあった時だと思っていましたから。

ただ、今日はハミルトンに天が味方しましたが、今後逆のこともあるだろうし、まだまだ先は長いです。

最後まで分からない今シーズン、ハミルトンが勝ちきって4回目のワールドチャンピオンになってくれることを願います!

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。