「幸せの平行線」

 

さよならを言った君の 

  少し 伏し目がちで

  移ろう時の中の

遠くにいるよな あの冷たさは

     きっと君のやしさだと

   僕はひとりで ばかみたいに

             弁護した 

 

確かに 僕の胸は痛んだけれど

  頭が少しずつ熱を失い 

胸のところまで来たころには 

   ちょっと気付いた

 

      君がしあわせならそれで良い 

    僕のしあわせは 

   またさがせば良いことさ

    明けない夜はないんだから 

 なんてね 

まあそれはきっと 強がりだけど

  ほんとにそうなのか 確かめてみる価値はあった

 

人の気持ちは 

それほど単純にはいかないけれど

   僕が君だけではなく

僕自身の足枷に 

ならないように

 せめて

 二人が平行線の幸せを築いてゆけたらなって 

 そんな仄かな光りを頼りに

  僕は再び歩き出したんだ

 

そう 僕は気付いてしまった

僕たちはいつも いつまで経っても

平行線のままだったんだって 

人間には個性があってその人なりに色んな方向を向いてるから人とも交われるんだと思います。

ほら、下みたいな感じに色んな接点があると互いに心を許し合える部分もある。

でも、人間は図形のように直線とか円とか放物線とかって決まりきった形ではなく、その人の中に色んなもの、可能性とか秘めた思いとかがあるから面白い。

 

ただし、互いに歩み寄ろうとする気持ちが無くては交点も生まれにくいです。

球体みたいなやさしいものでも歩み寄る意思がなくては。

 

あと、私もそうなんですけど、

気持ちが萎縮してしまうと、小さい図形しか描けないので交わることは難しいです。

直線も長く伸びてれば交わる可能性は高いですが、自分で可能性をちょん切ってしまえば無理です。

「線分 画像」の画像検索結果

逆に、才能でも心でも大きく伸ばして行けば他者、社会との関わりも増えて行くはずです。

そう、自分に自信がない方は、

自分の才能とか心を大きく広げたり伸ばす努力をすることです。

他人と無理に合わせようとしたり(卑屈)、自分の力を無暗に否定すれば、悪循環だと思います。