超克(ちょうこく)とは

困難や苦しみに打ち克ち、それを乗り越えること。

 

自己超克とは

哲学用語の一つ。これはフリードリヒ・ニーチェによって提唱された言葉である。自己が置かれている現状を超えるような価値を創造したり道徳を形成することから、人間としての本来あるべき自己を形成していくということである。

 

ただし、以下、ニーチェとは無関係です。あくまでも独自の見解です。

 

詩「悪意超克」

 

悪意は力

奴らは私を鼓舞し 

私の未来へのジェットエンジンの片方

 

もう片方はもちろん 

善意

 

 

悪意は第一が嫉妬

第二が恐れ

第三は飽くなき欲望

悪意は自己への不信であり

真理への盲目である

 

 

他者を引きずり落とそうとする心根は

自ずと 

おのれの魂をも汚し 

貶めてゆく

 

でも

誰しも 

そんな心根を 

心のどこかに持っているものだ

私も例外じゃない

 

 

肝心なことは

自分がそうならないために

いや そんな自分の一部である悪意を

反転させること

 

 

まずは何でも良い

一心に注力出来る何かを見付けることだ

そうやって

嫉妬していたあいつに

恐れていたあいつに

魂の質だけでも肩を並べられるように

行動してみること

そうやって欲望を

魂を磨く手段に昇華させることだ

 

 

悪意ある我が心よ

悪意を超えよ

おのれを超えよ