詩「三元論」

 

争いの火種は誰がつくる?

頭の上で 火種を放り込み

それを言葉の矢とパフォーマンスで射る

わたしは沈黙

 

その元には核の影

そのさらに元には金のなる木

そのさらにさらに元には庶民操作

ねじ伏せ 涙を恐怖に変えて黙らせる

 

万に一つ わたしが傷を受けても

知らぬふりで いや むしろ

傷付き死んだ数だけ 奴らの手柄

 

どこに真実があるのだ

どこに首謀者がいるのだ

根拠に乏しい仮説は巷に溢れているけれど

確かなものは 皆無に等しい

時に 自説は混乱を生むことも・・・

それも仕方がないのかもしれない

蜘蛛の巣のように張り巡らされた自説の嵐が

シンプルな本質の光玉を

露わにする日が来るかもしれないから

 

たった一つ言えることは

声の大きな者と

彼らの背後で銃を突き付けている者がいるということ

金と権力で思い通りの歴史を創るために

そして 彼らにとっては

わたしの命など ゴミ虫にも満たないということだ

 

そう

世の中は三元論で成り立っている

表の世界と裏世界

蚊帳の外には虫けらなわたし

ここでは陰謀論がモチーフになっていますが、

一般的に考えて、三元論となると、

日本で言えば恐らく、第一が天皇筋

第二が政治家や財閥企業、

第三が私たち庶民かと思います。

 

天皇を出すと意外に思われる方もおられるでしょうが、

それは悪い意味ではなく、

むしろ良い意味で政治家などの為政者を

牽制できる一大権力だと思われます。

天皇筋は日本の象徴であると同時に

毎年170億円もの予算を取っているからです。

 

インターネットでは、少し調べるだけで

陰謀論めいた記事が見られますが、

私の陰謀論はどちらかと言えば、

例えば裏世界で暗躍する悪魔的な

組織(フリーメーソンとかイルミナティ、NWOなどの)

などではなく、

為政者たちの言動の裏に潜む策謀や謀略の方です。

為政者(政治家)が腹の底で企んでいる

策略のことです。

 

いわゆるネット等に言われる陰謀論は

確かめようがないので

軽々しく記事には出来ない、

というのが私の意見です。

 

ただし、

新聞やテレビなどの表に出て来る情報だけで

世の中の動きや政党などを判断しようとすると、

どうしても権力者の思惑通りに、

私達は動いてしまう傾向にあることは

胸に刻んでおかなくてはいけません。

 

なぜなら、私たちはどうしても

目に見えている新しい情報を元に論理的に

考えようとする傾向にあるからです。

理知的で素直な方ほどそうではないでしょうか?!

人を疑わない方は注意して下さいね。

 

だから、その裏、あるいはその裏の裏を読む努力をしたり、

あるいは、事の本質は何かを常に考える癖をつけて

世の中の動きを捉えないと、

まんまと為政者の思惑通りに動かされ、

結局は私たち庶民だけが

ババを掴まされることになることを

覚えておきたいものです。

 

そのためにも、

聡明なブロガーの方の記事や

様々なサイトに興味を持ち、

自分の意見とは違う意見にも耳を傾け、

地道に知識を得て行く必要があると思うのです。

私たちの日本を少しでも良くしていくために!