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脳の問題に解決策はあるのか?

土曜日は午後からは塾で自習をする日です。

しかし、もう本番まで60日を切ったこの時期は
本当なら、朝から塾で勉強してほしい。
それなのに、今の塾は土曜午前は休みなのです。

そのせいで、土曜日午前の時間の使い方が
とても難しくなっています。

やる気の問題ではなく脳の問題

塾から与えられている課題は、
基本塾でやることが前提になっています。

一方で、家で必ずやることになっているのは
計算練習と漢字練習だけ。

計算練習はほぼ毎朝やってきていますし
そもそも長くても20分程度で終わります。

漢字練習はここ数日の課題がたまっていましたが
午前中いっぱいを使い切るような量でもありません。

つまり、家でやる課題が不足している状態です。

そうなると、カナタ的には
「やることもう終わったから、ゲームやっていい?」
という気持ちになるのも仕方ないことです。

しかし、ここが一番の問題で、
漢字練習を頑張って毎日やってきましたが
1回目でできなかった問題のほとんどは
3回目を超えて4回目の繰り返しになっても
結局未だにできていません。

特に同音異義語の問題が全然覚えられないようで
同じ間違いを繰り返しています。

間違えた後の直しで、一、二回程度書いたら
それで終わり、というやり方をこれまでしていて、
それではとても頭に入らないのでは?
という指摘を妻も私もしてきました。

しかし、カナタは「覚えた!」と言い張り続け
継続した結果がこの有様です。

今日も昨日の残りをやり直していましたが
上に書いたようなとても覚えられないと思われる
やり方をしていました。

そして、昨日あれだけ言われたのにも関わらず
今日もまた、
ゲームやっちゃダメなの?
と言い始めました。

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この状況で、まだそれを繰り返し言えるのは
きっと、発達のでこぼこがあるから。
そうやって片付けてしまうのもどうかと思いつつ
それでもやはりそうなのだろうと思ってしまいます。

これはカナタ自身ではどうにもできない、
脳の問題だということを認めるしかありません。

時間は待ってくれない

だから、すぐには治らない、いや、一生治らない、
そういう前提で長期的に見られればよいですが
中学受験本番まではもう50日あまり。
ゆっくり成長を待つ余裕はありません。

なので、とにかく勉強が必要なことをカナタに
理解させるため、いろいろ話をしました。

そのなかで、以前療育の先生に
「感情を聞くのに何段階?という聞き方を
してみては」との助言をいただいていたので
ひとつ試してみました。

「第一志望校にどうしても行きたいという気持ち、
死んでも行きたいと思える気持ちを10としたら、
カナタの気持ちはどれくらい?」
と聞くと

「うーん、8ぐらい

正直でいいのですが、それではやはり・・・

ライバルは頑張っているはず

受験というのは、とにかく合格すればよいので
面接で聞かれるようなことでもなければ
どこもほぼ同じだと思っています。

しかし、現状、実力的にまだ届いていない
第一志望校に、絶対合格したいと思うなら、
最終的には思いの強さがないと、
その差が縮まらないと思います。

このままだと、
ここを第一志望と決めて頑張っている子には
絶対勝てないんじゃない?
ライバルはもっと頑張っているはずだよ。

そんな内容のことをカナタに伝えてみましたが
伝わったかどうかはあやしいです。

そして、最終的に塾に行くことはできましたが
結局、午前中はろくに勉強もできず
貴重な半日を有効に使えませんでした。

カナタだけでなく、妻や私も限界、と思える
今日この頃の状況です・・・。

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