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過労死自殺のニュースが絶えません。画像のメッセージが、現場の過酷さを物語っています。

新国立競技場の建設工事に関わっていた23歳の新卒男性が今年3月に失踪し、長野県で遺体で見つかった。

警察などの調査で、自殺と判断された。

「自殺は仕事が原因」として、両親は上野労働基準監督署に労災認定を申請、代理人の弁護士が7月20日に厚労省で記者会見した。

川人弁護士が、会社・元請けから提供された資料に基づいて分析した結果、自殺直前の1カ月の時間外労働は211時間56分。2カ月前は143時間32分だった。

【出展:BuzzFeed Japan】

「過労死」という言葉は、英語でも「KAROSHI」です。日本にいれば過労死は「またか!」って思うだけですが、海外では会社のために身を捧げた挙句自殺するなんて本当にあり得ないんですよ。

概念がないから言葉自体が存在しない。言葉が存在しないってすごいですよね。例えば、EUなんかは労働規制が相当厳しいですし、新興国は家族や自分が最優先なので気分で辞めるとか普通にあります。アメリカでは大手企業は相当厳しい残業になる場合もありますが、労働者には大幅なリターンが与えられます。仮に会社を辞めても、転職がメジャーな世の中なので特にハンディはつきません。

反面、日本はご存知の通り一発こければ再起不能に陥ります。坂道を転げ落ちていくだけです。その強迫観念が自殺を誘発します。この少子化社会と叫ばれている最中、こんな若くて未来ある人材を過労死させるってちょっとあり得ないですよね。

昨今、電通の件でもあるように日本でも規制が厳しくなるのは必至ですが、経団連という厚い壁がある限り望み薄だと思っています。経団連の「月100時間残業OK」は「過労死OK」と同義だと考えられるためです。そもそも、残業に頼っている会社は事業継続が出来る体力がないのですよ。高度成長期の昭和時代は良かったですが、現代ではそのような会社は淘汰されていくと思います。昨今の若い人は本当に頭が良い人が多いので、たぶん日本を就職先として選ばなくなりますよ。

ただ、そうはいっても日本に生まれた以上は海外で働くのはまだまだハードルが高いです。英語だって流暢に喋れるわけではないですし、文化も違いも大きいハンディです。現実的にある程度は日本で働いて会社に尽くすことは仕方がないことです。

しかし、やっぱり収入が一本だけって恐怖は怖いことです。精神的に絶対に追い詰められる時が来ます。これは誰しもが経験あることではないでしょうか。

■株式投資をやること
株式投資は労働以外の収入口を構築出来るということもありますが、株式投資を始めると今まで知らなかった様々な企業を知ることができます。その結果、新しい世界が開けることもあります。案外、自分が見てる世界ってちっぽけなものだったりするものです。

きっかけ次第で一気に視野が広がり、今ある環境が全てじゃないと思えるはずです。株式投資でなくても、海外旅行でもいいですし、趣味を見つけてもいいですが、どうせなら楽しみながら将来的な収入口も作れる株式投資をオススメしたいです。

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