繊細で深い感受性を持っている方々は、

 

無垢なるものが傷ついていること、
同胞が苦しんでいること、

これを目の当たりにすると、


自分自身が傷つき、苦しんでいることと
同じように感じられることでしょう。

 

 

他者の傷や苦しみへの同化というものは、

 

本来分離というものが存在しない
ひとつである世界の記憶を


どこかに強く留めているほど
その傾向が強くなるかもしれません。

 

 


しかし、他者の傷や苦しみに
同化してしまうことは、


あなた自身の力も、
他者の力も強めないことは
よくご存知でいらっしゃることでしょう。

 

 

 

あなた方には肉体があり、
肉体を覆う皮膚によって
あなたという個が包まれているように、

 

目に見えない感情や感覚にも
皮膚のような境界線が必要です。

 

感受性そのものを閉ざすのではなく、
必要な感覚を感じながらも、
自他の区別をつける境界線です。

 

 


このようにして同化の段階から
自他の区別をつける段階へと
プロセスする過程で、


あなた方は、新たな痛みを
発見するかも知れません。

 

 

 

それは、傷つき苦しんでいる
無垢なるものや同胞の痛みを
終わらせてあげることができない
という、あなた自身の痛みです。

 


そして、この痛みを前にして
あなたはいろいろな防御を
思いつきます。

 

痛みを押さえ込んだり、

他者を助けることに熱中したり、

仕組みを理解しようとしたり、

あるいは、傷や苦しみのうちにある

他者の自己責任を強く主張したり・・・

 

こういったことも、この防御策のひとつです。

 

 


あなた方にぜひとも知って頂きたいのは、
これらの防御は、痛みを鋭く感じるがゆえに
生じるものだということです。

 

痛みを鋭く感じるということは、
それだけ大きな愛が
そこの向けられてたいた、
ということです。

 

 

 

防御のパターンに心を奪われず、
ぜひとも、

防御を必要とするくらいの
痛みの強さがあったことに
気づきつづけ、

 

その強い痛みの源流には
本来の深い愛があることに
想いを馳せて頂きたいと願います。

 

 


防御をこえて、
人が、痛みの源流にある
大きな愛に自分を開いた時、

 

自分の愛する無垢なるもの、
自分の愛する同胞の

傷や苦しみに対して


無力である自分に
うちひしがれることが
あるかも知れません。

 

 

 

 

自分が深く愛するものが
傷つき苦しんでいること対して

 

ご自身が無力であることを感じるのは

あなたの心を引き裂くほどの
痛みを生むことでしょう。

 

 


どうか、その無力であることの痛みを
深く深く感じてください。

 

この時、無力である自分を
責めるのではなく、
無力であることを痛んでいる、
この痛みを純粋に感じるよう
努めてみてください。

 

 


やがて、あなたは
ご自身が無力であることを
受入れはじめます。

 

その時、あなたは
ほんとうのあなたの力に
目覚めます。

 

自分をコントロールしたり
他者をコントロールすることでなく、

ほんとうの力とは


ご自身の深い愛につながりながら、
そこにある鋭い痛みに開いて在ること、
そこから湧いてくる
澄んだ水のようなものなのです。

 

~光の存在からのガイダンス No.13

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この度も、最後まで読んでくださって

ありがとうございます。
 

ライアナ~光の神殿アルガステラの案内人


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