パスポート不携帯で逮捕 コピー不可!! タイ警察が外国人の取り締まりを強化!!

パスポート不携帯で逮捕 されることがあります。海外旅行では普段からパスポートを持ち歩いていますか!? 実際はホテルに置いたままの人も多いでしょう。

最近タイでは外国人の取り締まりが強化されているようです。ということで、今回は、タイ旅行のパスポートの取り扱いについて、記事にしたいと思います。

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パスポート不携帯で逮捕も!? タイ警察が不良外国人の取り締まりを強化!! トラブルを回避しよう!!

タイ警察が不良外国人の取り締まりを強化!!

2018年2月27日の夜間、タイ警察はバンコクの歓楽街ソイカウボーイなど、タイ国内の110カ所で不良外国人の一斉取り締まりを実施しました。

今回の取り締まりでは、13人が麻薬摂取、38人を密入国、34人を不法滞在、3人を不法就労で逮捕しており、最も多いのはインド人で22人だったようです。

また、先月31日には、警官や兵士150人以上を動員、「ブラックイーグル」と銘打ったアフリカ、中東系の滞在者の一斉取り締まりをバンコクのナナエリアで実施しました。

このように、2018年に入って、タイの歓楽街、繁華街を中心に外国人を対象とした取り締まりを強化、バーやパブなどにも同じように手入れを行っています。

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パスポート(旅券)は世界で通用する身分証明書!!

パスポート不携帯で逮捕

海外旅行ではパスポートは常に携帯していますか!? 実際にはホテルに置いたまま外出する人も多いのが現状でしょう。

しかし、日本人が海外で唯一の通用する身分証として、パスポートの携帯が義務付けられており、これは外務省の公式サイトにもはっきりと記載されています。

実際には海外旅行の際に、パスポートを携帯せず、ホテルに置いたまま出かける人も多いのではないでしょうか?

“世界のほとんどの国が、外国人の入国・滞在を許可する条件の一つとして、パスポートの携帯及び呈示を求めています。また、普通は、自国民の出国・帰国の際にもパスポートの携帯及び呈示を義務付けています。つまり、パスポートを持っていなければ、世界のどの国にも入国できないばかりではなく、そもそも日本から出国することさえできません。更に、パスポートは、外国滞在中に事件に巻き込まれた場合など、必要に応じていつでもどこでも呈示を求められることがあるものです。言葉の異なる海外にあって、自分が何者であるか(国籍、氏名、年齢など)を具体的に証明できるほぼ唯一の手段と言うことができます。(また、パスポートには、日本国外務大臣の名前で「日本国民である本パスポートの所持人を通路故障なく旅行させ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」との、いわゆる”保護要請文”が記載されています。)” 外務省ウェブサイトより

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パスポートの不携帯で逮捕も!?

タイ警察の職務質問に注意!!

最近外国人を対象とした一斉取り締まりが実施されていますが、バンコク都心では定期的に検問など、タイ警察に外国人をターゲットに職務質問が強化されています。

実は私もアソークの交差点で実際に職務質問に遭いました。当日はパスポートを携帯していたので、簡単な質問とボディチェックだけで問題なしです。

しかし、もし仮にパスポートを携帯していなかったらおそらく拘束(逮捕)されていた可能性が高いと思います。それほどパスポートは重要だと覚えておきましょう。

クラブやディスコにも入れない!?

パスポート不携帯で逮捕

タイの歓楽街では必ずパスポート(身分証)を確認される場所があります。上の写真はバンコクの有名なクラブですが、ここも身分証のチェックが必要です。

ちなみにこの有名なクラブも2020年に警察の摘発によって、多数の逮捕者を出し、営業停止命令を受けました。

このように歓楽街のお店では身分証の確認があるだけではなく、時に摘発などで身分証の確認を義務付けられることもあるので、絶対に携帯するのようにしましょう。

実際にあったパスポートの不携帯が招いた悲劇!!

これは実際にタイであった話ですが、ある現地在住のお金持ちの高齢日本人が近くのコンビニに行くのにパスポート不携帯で出かけたそうです。

いつもは必ず身分証として携帯していたのに、その日はたまたま持っていませんでした。しかし、コンビニの帰り道で不運にも倒れてしまいます。

もちろんタイ人も救急車を呼んでくれました。ただ、その人が身分証を持っていない場合、治療費を払える補償がないため救急車に乗せてくれません。

よって、その日本人は残念ながら放置され亡くなったそうです。パスポートさえ持っていれば日本人と分かり、きっと助かったのではないでしょうか。

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注意喚起!! パスポートのコピーは通用しない!!

パスポートのコピーは違法!!

パスポート不携帯で逮捕

ネット上やガイドブックなどで、海外旅行ではパスポートのコピーを持ち歩けば大丈夫という都市伝説を見かけます。

しかし、はっきり言ってコピーは正式な身分証にはなりません。よって、コピーを携帯すればOKという話は大きな嘘です。

これは完全に違法であり、旅券不所持として刑罰の対象になります。ちなみにこれは日本にいる外国人にも義務付けられているので世界共通です。

パスポートの携帯しない!! コピーを携帯しているのは日本人だけ!!

パスポート不携帯で逮捕

海外旅行でパスポートを携帯していないの日本人は本当に多いです。また、謎にコピーを持っているのも日本人だけだと思います。

なぜ日本人がコピーを携帯しているのか、これは日本人の七不思議と言っても良いでしょう。もちろんコピーでも許して貰えるケースもあるかもしれません。

しかし、コピーは簡単に偽造もできます。ホテルの隣のコンビニに行く位であれば問題ないかもしれませんが、基本的には必ず携帯するように心がけましょう。

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パスポート無くさないか携帯するのが不安!?

パスポート不携帯で逮捕

パスポートを携帯していると、紛失や盗難の心配から落ち着かない人もいるかもしれません。私も何度もカバンの中を確認することがあります。

しかし、実際にタイで職務質問を受けてからは、身分証の不携帯で身分確認ができない状態の方が怖いと思うようになりました。

基本的にはカバンの奥にしまえば問題ないでしょう。また、パスポートを紛失しても警察に逮捕されることはありませんが、不携帯では逮捕される可能性があります。

よって、紛失を防止するためにカバンにしっかりとしまうことや、ファスナーの付いたズボンを着用するなど、常に体の近くで確認できるようにしておくと便利でしょう。

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さいごに

海外旅行では常にパスポート(旅券)を携帯するようにしましょう。特にタイでは今年に入ってから歓楽街での警察の取り締まりが強化されています。

海外では日本の常識が通用しません。また、日本語も通じません。自分の身は自分で守らなくてならないので、最低限身分証の携帯だけは守るようにしましょう。

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