歪み。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。

ラーメンの味龍

札幌市東区東苗穂7条3丁目6−3

 

いやはや溢れんばかりというのはこういうことで、実際ちょっと動かした際に零れてしまいました。せっかく拵えてくれたのにすみません。(ティッシュ沢山使ってすみません。)

巷をうろつけば、凄いツルツル路面で、空のトラックのお尻の降り方がやたらセクシャルな感じで尋常じゃないはずなのに、上手なものです。最近知ったのですが、2017/3/1以前の普通自動車免許は今、

車両総重量 5,000kg(5t)未満
最大積載量 3,000kg(3t)未満

乗車定員10人以下

の車を運転することができるそうです。2t平ボディのトラックでビビッているのに5tなんぞ操る自信はありません。

でもって、2017/3/12に法律が変更になり、準中型免許というのがあるようで、

車両総重量 3,500kg(3.5t)未満
最大積載量 2,000kg(2t)未満   

乗車定員10人以下

だそうです。したから、見慣れないダブルキャブのトラック教習車があるんですね。(自分的にはきっとこの辺が限界です。前タイヤの前に自分がいる!という事。)

痒いところに手が届くようにカテゴリを細分化すれば、それだけ需要の掘り起こしはできるわけです。見まわしてみれば、小品種・大量消費社会は過去のもので、多品種・少量消費社会となった今にとっては、適合しているんだと思います。

基本はシンプルな味噌ラーです。汁に潜んだモモ肉のデカチャーシュー5枚(チャーシュー麺)大量のモヤシ。比重が低いだけで大部分は水面下に存在してっぺんしか見えず、やがて来る流氷の上部のように顔を出すネギ。

それでいいじゃないですか。

策を労せずとも、数十年続いている。

海水温の上昇で、北極海航路に活路を見出している海運業とは裏腹にいつも変わらずラーメンを作り続ける母さんに感謝以外の何物でもありません。

(どうやら、メディアには「地球温暖化≒海水温の上昇」という論調も増えてきました。ほらね。オゾン層の破壊とか二酸化炭素排出の増大とかを商売のネタにした人の商魂を否定するわけではないのですが、地球の表面積で大きいのは、陸地ではなく海です。やっぱり、定点観測がやりずらい海の変化を科学することの重要性を感じます。)

そんなことに思いを馳せると、四季により変化する路面状況やら免許制度、はたまた、小市民の丼一杯への評価がどうだろうと、粛々とシゴトをこなす母さんに畏敬の念を抱き、ありがたいと思うところが、まだ歪みの少ない日常を生きていると自覚する夜です。(笑)