今年の天皇賞(G1)は我々団塊世代には考えられないほどの手薄な天皇賞(春)と成った。

 

大阪杯(G1)のワンポイントアドバイスでもお伝えしたが、出走すれば必ず人気に成るサトノダイアモンドは同世代の競馬では大将格だが古馬に成ってからは3歳時に見せた惚れ惚れする馬体も風格も完全に薄れ、3歳時にはあれだけ高く評価して来たが、凱旋門賞に参加する時点から「終わった・・・ゲホゲホ」とお伝えしたが、泣き面に祟り目でここの所、調教スタンドまで聞えるほどのノド鳴りに悩まされていた。

 

これでは中距離以上のレースでは「鴨・ネギ」で馬券的には是非とも出走して欲しかったのだが、流石の池江寿調教師も今回はリタイアした様だ。

 

「今回はリタイア???」も些か疑問で、このまま引退も十二分に有る話で、里見オーナーは治る可能性があっても手術してまで現役を続ける意思は無い様だ。

 

品評会に出しても恥じない馬体の持ち主で、血統・レース実績からも申し分ないモノを持っており、中距離までなら活躍する産駒が期待出来るだろうに・・・

 

勿論、肌馬も重要だが、その点が引退に二の足を踏んでいるのだろう。

 

日本の生産者界にはこの血統のライバルが多過ぎて難しい所があるが、この事でも故・吉田善弥氏の「血の飽和」を改めて知らされる。

 

社台の崩壊を自ら予告した事が現実に成りそうだ。

 

 さて今週末から安田記念まで6週連続G1開催が続く。

 

勿論、古馬のG1戦は2歳・3歳馬以上にデビュー戦でJR馬としてランクインした馬が活躍する場でもある訳で、本日のマイラーズC(G2)は馬単◎▲の2点・三連単◎〇▲・◎▲〇の2点でゲットしたが、G2の古馬のG2でもデビュー戦でJR馬としてランクインした馬同士の決着である。

 

ましてや今週の御賞典レース・天皇賞・春(G1)は嘘みたいなメンバー構成に成ったが、頭数こそ17頭の登録は有るものの実質7頭がデビュー戦でJR馬としてランクインした馬だが、その中にはすでに峠を越した馬も複数居り、ヒッチャカメッチャカなメンバー構成だが、絞れるレースに成りそうだ。

 

明日から157回天皇賞(G1)の競馬教室を開催いたしますので、注目馬・質問馬をいつも通りコメント蘭・書き込み蘭にお寄せ下さい。

 

 登録馬は下記の17頭となって居ります。

 

 157回天皇賞(G1)

アルバート 58.0
カレンミロティック 58.0
ガンコ 58.0
クリンチャー 58.0
サトノクロニクル 58.0
シホウ 58.0
シュヴァルグラン 58.0
スマートレイアー 56.0
ソールインパクト 58.0
チェスナットコート 58.0
トウシンモンステラ 58.0
トミケンスラーヴァ 58.0
トーセンバジル 58.0
ピンポン 58.0
ミッキーロケット 58.0
ヤマカツライデン 58.0
レインボーライン 58.0