昨日、背景的移弦は適当なつもりで、ヒラヒラ〜と、と書きました。
でもメロディで移弦は、テキトーでは困りますよね。
その時はテクニック的な事よりも
アプローチを変えて考えた方が良いかと思います。
【ベートーヴェン 田園 ヴィオラパートより】
青い( )は昨日と同じテキトーで良いところ。赤い( )がメロディで移弦もあるところ。
※ちなみにハ音記号は第3線の(ト音記号で)シ
の音の位置が1オクターブ下のドの音になります
メロディ、いちいちヒラヒラしてますが
本当のメロディは
『シファファ ソファファ ミレレ ドシシ』
ですね。
それを重視して、テヌートで弾くつもり。
それ以外は飾りなので脱力で軽く触れれば良い
程度です。(ヒラヒラの術)
赤い( )から3小節目頭の移弦は
ほかの所より音の距離が離れているので
ちょっと時間をかけて
ミラ両方を長めにテヌート
で強調すると
作曲家の意志に応えられるかな
と思います。
演歌のこぶし風な気持ちで弾くぐらいで
ちょうど良いかも‼︎
(実際16分音符で速いのでたいして強調出来るものではありませんので…(^^;;)
移弦は
難しいに変わりありませんが
部分的に絞って一部だけしっかり弾く
ならばいかがでしょうか?
重要度が低い所は抜いてリラックスモードで
構わないのです。
移弦はいつの時も段差を限りなく少なくして
ほぼ重音から ちょっと上下に動くくらいの意識
の方がなめらかに出来ると思います。
【今後のコンサートのお知らせ】
松村ゆうきwithバラダン
6/9 14:00〜15:00
相模原グリーンホール多目的ホール
ヴィヴァルディ四季全曲 解説付き
6/22 19:00〜 プリモ芸術工房 (洗足池)
2Violins&Violaコンサート
ー知られざる名曲シリーズー