今年初のサーキット走行会。前日の夜から雨が振り心配だったが、朝起きたら快晴だった。気温はかなり低く、寒い。サーキットの路面も一部濡れていたが、予想以上に気温が高くなり、あっという間に乾いた。
SUGOを走るのは7ヶ月ぶりである。最初は体験走行ということで、先導付きで走る。そんなにスピードを上げていない一周目だったのに、路面の水を踏んでリアがズルっと流れた。寝ぼけていたせいか「スベったなー」程度でドキッとしなかった。
午後イチからはフリー走行。一時間近くぶっ通しで走ったが、特に疲れることもなく走れた。ショックだったのはNSRとかとトップスピードが変わらなかったこと。パワーなさすぎ。タイムは計測していないのでわからないが、多分2分10秒程度だと思う。さすがにSUGOのコースにも慣れてきたが、慣れたからと言って速くなるわけでないのがミソ。
ROSSO CORSAはなかなかグリップが良い。Power RSはアブレーションが大きかった。その一因はタイヤの空気圧もあったと思われたので、今回はタイヤの空気圧を所定空気圧より10%落として走ってみた。最初は低い空気圧のせいかハンドリングが若干重かったが、タイヤが温まり、また、ガソリンが減って車重が軽くなったらちょうどよい感じになった。今までガソリンが無くなるとグリップ感が落ちたのは、タイヤの空気圧が高かったからなのかもしれない。
ROSSO CORSAは「冷えているとグリップしない」と思わせてくれたはじめてのタイヤだ。冷えていてもそこそこグリップはするのだけれど、温まってからとは明らかにグリップ力に差がある。ただ、あたたまるのも非常に早いので走り始めを注意すれば良い感じ。
サーキット走行後のタイヤはこんな状態。今回はできるだけスムーズな走りを心がけたせいもあってか、アブレーションは極めて少なかった。サーキットを出て数十キロ走った状態なので端の方しか荒れていない。
サーキットを走ったのに前輪はこんなに余裕がある。端まできっちり使う勇気はないなー。