何歳になってもラブラブロマンス妄想は夢見ていたいのだ!

大人女性のための恋愛小説やマンガの感想を楽しく綴っています♪月1、2回のペースで更新しています。割とネタバレ多しです!

【暴走プロポーズは極甘仕立て】感想♪

2018-02-10 12:46:19 | エタニティ文庫

こんにちは!天海瑠花です(*^^*)

もういい加減、寒いのがつらくなってきました、もう寒いのいらないよ~!と毎日叫んでいます(笑)
でも北陸の方は、まさかの豪雪で大変なことに・・・それを思うとこんなんぐらいで音を上げてどうするって思いますが(^_^;)
あんまりにも寒いせいか、私も冬眠気味のような気がします( ̄▽ ̄)
あんまりはかどらないというか、モチベーションが上がらないというか・・・寒さのせいにしていいでしょうか?(笑)
でも、家の整理整頓はちびちびとはかどっているのですよ~。
散らかっていたり、物がごちゃごちゃになってきているのに目が向くと、そのうち何とかしたい病が出てくるんです(笑)
やっぱり綺麗に片付くのって気持ちいいです!
 
 
今回は、エタニティ文庫の「暴走プロポーズは極甘仕立て」を紹介したいと思います(*^^*)
これは、エタニティサイトで一定期間で連載しているマンガがあり、この前この本のマンガが載せられていたんです。
最初は別に面白くもなさそうだなと思っていたんですが(笑)、途中から気になり出してついには最終回の公開が待ちきれずに、もう先に原作を購入してしまいました。
マンガの公開を待たずに最終回が読めてすっきりした私です(笑)
マンガの絵もかわいらしかったので、書籍化したらまたいずれ、コミックスの方も買うかもしれません♪
 
 

 (この絵をクリックすると、Amazonのページへ飛びます♪)

 
「超」がつくほどの過保護な兄に育てられたために、23年間ずっと男性の免疫なしで過ごしてきた桜庭彩香(さくらばあやか)。
 そんな彩香でも、おとぎ話のシンデレラのようにいつか王子様で出会って結ばれる・・・なんて夢も見ていました。
 そんな時に、伯母に招待されてやって来た食事の席が、実は自分の見合いのためにセッティングされたものと偶然知り、その男性もどうでもいい相手を求めているのかと思うと不信になり逃げだそうとした彩香。
そんな時に足を滑らせて脱げてしまったパンプスが、とてもイケメンな男性の頭を直撃。
 慌てて詫びを入れるのですが、望まない見合いの席に連れてこられたとついでに彩香が告白するとなぜかそのイケメンは笑顔ながらも急に意地悪になり、パンプスも彼女の手の届かないところに置き去りにしてそこを去ってしまいます。
すっかり最悪な出会いがあったと気分を悪くしていた彩香ですが、自分の勤める花屋に突然来店してきたのがあの意地悪なイケメンと、彼の友人でした。
 しかも、その場でいきなり、彼は彩香に告白するのです。
「俺のお求めは君だ。俺と結婚しないか?」
 はあ!?とすっかり混乱する彩香。
 場所を変えて彼らと、花屋のオーナーであり雇い主の冷緒さんとともに改めて詳しく話を聞くことに。
 そのイケメンこと久松潤斗(ひさまつじゅんと)は、若いながらも大手会社の専務という立派な肩書を持った御曹司でした。
 彼の周囲が結婚するとうるさいので結婚相手を求めていたのですが、昨日彩香と見合いするはずの相手がこの潤斗だったのです。
しかしこの潤斗、何を隠そう、自他とともに認めるめんどくさがり屋だったのです。
 別名、ものぐさ王子。
 何かにつけて、「めんどくさい」という言葉で片づけてしまおうとします。
しかし、結婚に甘い夢を見ている彩香にとってはめんどくさいで片づけられるようなものではなく、彼に反発します。
潤斗もめんどくさいからその気にならなかったら連絡はいらないというものの、実は気にしていた様子・・・。
彩香はもうこれきりだろうと思っていたのですが、過保護な兄とケンカをして家出をすることに。
勢い余って飛び出したので落ち着く先がなく、仕方なく連絡を取り頼ったのが潤斗。
めんどくさがりかと思いきや、すぐに潤斗は駆けつけ、しかもあとを追ってきた兄の前で堂々と彩香を婚約者だと宣言してしまい。
すっかり動揺する彩香を抱きかかえて夜の街を走って逃れ、すでに閉園後の遊園地を肩書の権威を利用して無理に開かせました。
そして乗り込んだ夜の観覧車で潤斗は、結婚に無事にこぎつけるために互いに歩み寄る努力をしようと、そのために同棲を提案します。
そんな彼にふと興味を持った彩香はその提案を受け入れ、お試しとして彼との同棲をスタートします。
一緒に住むからには、当然夜のことも避けられないわけで・・・。
全く男性の免疫がない彩香はすっかりそのことを忘れていたけれど、頑張って彼との初体験に臨もうとします。
ベッドでの潤斗は、めんどくさがり屋はどこに?というくらい、とにかくエロティックで野獣。
その豹変ぶりについていけず、思わず途中で彩香は彼を拒んでしまいます。
彼女がバージンだと知った潤斗は逆に謝り、彼女の気持ちを尊重します。
めんどくさがり屋だけど、どこかずれている潤斗。
彩香もそれに振り回されるものの、だからと言って嫌いになったり、愛想を尽かしたりはできませんでした。
どこかかみ合わない二人だけど、翌日の夜、ホラー映画を見た潤斗がお掃除ロボットが動いていることにびっくりして彩香に思わずしがみついてきたことで。
潤斗の素の面が見れたことで、少し頑なだった彩香の心もほぐれ、初めて彼を苗字ではなく名前で呼びました。
お互い名前で呼び合ったら、その時はちゃんと抱き合おう・・・という約束を実は、初体験失敗に終わった時に交わしていたのです。
彩香の心の変化を感じた潤斗も、なぜか嬉しそうに、そして今度こそ激しく野獣に、それでも優しく彼女の体を初めて開いたのでした。
結ばれた二人だけど、彩香には彼が自分を愛してくれているとは思えないという不安がありました。
 いつの間にか彼を愛するようになっていた彩香。
だから本当は欲しかったのです、ちゃんと自分のことを思ってくれているという潤斗の確実な言葉と行動が・・・・。
そんな矢先、彩香の前に綺麗な女性が出現し、しかも潤斗と何やらただならぬ関りがあるようで、彩香の心がざわつきます・・・・。
このまま、彩香とものぐさ王子の潤斗は、無事にゴールインできるのか?
 
 
 ~~~~~~~~~~~~
 
 
まずはじめに、こんなに何でも「めんどくさい」というような男性は、下手すれば最初っから嫌われますよ!(笑)
何考えて生きてるんだ、お前はとののしられてもおかしくない(笑)
幸いそうならずに(?)すんでいるのは、潤斗がルックスも財産も知性も全て備えた一見、パーフェクトでハイスペックな男性であるのと。
物語の合間合間に、潤斗サイドの視点でストーリーが語られることがあり、本当は何を考えているのか、どうして彩香との結婚に乗り気になっているのか、そのことも早々と明らかになっているし、彼の考えも描かれているので。
それが、まだ物語の理解不能さを救っているような気がします(^^;)
でないと、この物語の魅力は作れなかったんじゃないかなと。
潤斗が何でもめんどくさがるのにも理由はあるし、まあすごくずれているところはあるけど、そこをお馬鹿なでもお金持ちの友人に何度もアドバイスをもらっていることで助けられています。
そのアドバイスをひどく勘違いすることもあるのですが(笑)
そして、彩香の性格もいいものだったんですね。
ひねくれているところも卑屈なところもないし、むしろ前向き。
最初は理解できなかった潤斗も、その心の内を知りたいと思うようになっていったし、その態度の裏に隠された本音を見つけたいと堂々と彼に言ったくらいです。
彩香の心をやきもきさせた女性も、すぐに誰なのか見当がついていましたが、ラストの方でやはりそうだったなと意外性はありませんでした。
両親が幼少時に離婚したため、シンデレラの童話が好きで、あんな風に運命の相手と出会って恋をして結婚したいとずっと夢見ていた彩香。
本当に信じられないくらい過保護な兄のせいで、このまま一人で終わるのではと心配だったのですが、それでも純真な彩香だったからこそ、本人の気づかぬうちにまさにその運命の出会いがもたらされていたのです。
彼女の純真さが、とうの昔に潤斗の心を救っていたのです。
だから、潤斗も彼女を逃がさないためにはいつまでもめんどくさいとは言っていられない。
あとの方になって、やっと潤斗も自分の本当の気持ちに気がつきます。
そしてプロポーズをやり直すところは、とってもロマンチックでまさにシンデレラストーリー♪
二人のベッドシーンも多すぎずもなく少なすぎずもなく、とても野獣になる潤斗とそんな彼に甘く啼かされる彩香は、とても魅力的で楽しく読めましたよ(*^^*)
しかし、こーんな「超」過保護な兄って本当にいるかなあって思いますけど(笑)
私にも兄がいるけど、こんなこと全くあり得ません!
脇役たちもちょっと個性があっても面白かったですね。
少しコメディっぽく、でも甘く楽しく全体的に読めました!
最後に二人は結婚式にこぎつけることになりましたが、その後の二人も見てみたい気がしますね~(*^^*)

 

今回もお楽しみいただけましたでしょうか(*^^*)

それでは、またお会いしましょう~♪

瑠花より愛をこめて



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