東大SPH入試の狙い(私見) | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

​入試まであと2週間になりました。今年受験される方は大詰めに入りつつあると思います。自分が受験生だった時は、色々な公式やら専門用語やらを一生懸命確認しながら「これってさ、冷静に考えると、SPHに入ってから習うべき内容なのでは?」なんて疑問を持ったものです。

そして、実際にSPHに入学すると、入試問題の内容と一致した内容が講義で出る度に「あの時のあの問題はこの先生が作成したのかぁ!」なんて心の中でツッコミを入れることも日常茶飯事でしたw

ではなぜ、「SPH入学してから学ぶべき内容」をわざわざ入試で出題するのでしょう?

ここから先は完全に私見なのですが、ズバリSPHの授業についていけるための予習なんだと思います。SPHに入ってくる人は多種多様です。医療系出身者が圧倒的多数ではありますが、企業から入る人や、学年によっては文系学部出身者やマスコミ関連の人もいます。医療系でない人は「スクリーニングの感度と特異度は、、、」なんて言われても何のことか分からないと思われますし、「そもそもスクリーニングって何よ?」って人も多いはずです(医療系出身者でも分からない人は多いかも・・・)。

なので、バックグラウンド知識の「足並み」を揃えるためにこのような内容になってるのだと入学後に思いました。そして、英語の点数の比重が高いことと、統計学の問題数が比較的多いのは、入学後に「東大に入るからには英語論文執筆をしましょうね!」と言う、受験生への期待なのだと思います。

何はともあれ、試験へのラストスパート、頑張ってください!







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