古民家再生で非常におすすめしたい本があります。
それは『古民家再生住宅のすすめ』という宇井洋さんが書いた本です。
この本の良いところは、古民家再生についてメリットだけでなく、きちんとデメリットも包み隠さず書いているところです。
よく古民家再生系の雑誌や本をみていると、いかに古民家の暮らしは素晴らしいかを述べているだけで、古民家での暮らしの大変な面をまったくふれていないものを見かけます。
この本はカラー写真は少ないものの、どのように古民家を探すか、設計者はどうやって選ぶか、そして施工の方法などを分かりやすくまとめています。
様々な事例にも触れていて、完全移築や完全再生はもちろんのこと、部分移築にもふれてるので、大抵の古民家のケースに当てはまるので参考になりますね。
前半は古民家再生のノウハウがぎっしりと詰まっていて、後半は事例の紹介をしているイメージです。
僕が読んだ古民家再生系の本の中でもまさにベスト著書で本当におすすめですよ。