NEBULAさんの記事、簡潔ですが素晴らしい内容でした。

 

でもそもそもなぜ殻に閉じこもるのかというと、自分を”何かから”守る状況にあるからです。つまりサバイバルモードが起動して、自分のエネルギーで分厚いシールドを作っている事にあるのです。

コーティングとカバーが重なって分厚くなると、最初に作った殻(シールド)が見えなくなります。すると、自分で重ねたコーティングとカバーが本当の個性だと勘違するようになります。そうなると、自分が本当に何がしたいのかがサッパリわからなくなります。

エックハルト・トール的な捉え方だと、この殻こそが「自我 ego」であって、これがこれ自体の生存のために暴れまわって人生を狂わせる、ということです(私の理解では)。

 

何か大きな問題を抱えている人というのはこの殻の中にいて、この殻が問題を引き起こすわけですが、外から力づくで殻を破ろうとすると、ほとんどの場合うまくいかず、一時的にうまくいったようでも反動でさらに殻が分厚くなってしまうようです。

 

「北風と太陽」でいうと、これが北風に当たるわけです。

 

では、太陽は何かというと、側にいる人が、自分自身ありのままで、ワクワクした状態であることでしょう。その光に照らされることで、分厚い殻の中にいる人に、殻がはじめて見えるようになります。

 

EFTやタッチ・フォー・ヘルス・キネシオロジーのような感情解放メソッドは、殻を内側から破るのを助けるための道具だと理解しています。