洗濯機の購入-設置場所の確認

節約生活

どうも、黒です。

前回の 洗濯機の購入ー準備編 で、購入の準備が完了したので、今回は選定で重要になる「設置場所の確認すべきポイント」についてお伝えしたいと思います。

いくら洗濯機を安く買うことができても、設置できなければ無意味です。
購入前には設置場所の入念な調査が必要です。
ネットショップからメーカーサイトの調査など、私は結構な時間を費やしてしまいました。
これから洗濯機を購入される方の手間を省けるような記事になればと思います。
いえ、ためになります。
・・・多分。

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その洗濯機、置けますか?

あれ? 洗濯機を買ったけど、デカくて置けない。
悲劇です。

全くありえない話ではありません。
必ず洗濯機本体と必要スペースの寸法を確認しましょう。
確認すべき寸法は、

  • 奥行
  • 水栓の高さ

こんなところでしょうか。
我が家を例に挙げます。

幅:600mm
奥行:800mm
水栓の高さ:1150mm

奥行きはともかく、古い家なので幅が狭いです。
これで設置できる製品が限られてしまいます。
本体寸法はもちろん、周囲の必要スペースまで含めて納まる寸法でなければ話になりません。

洗濯水栓の高さにご注意

水栓の位置が本体の給水口から遠ければ、ホースの延長でどうにかなります。
が、高さはどうにもなりません。

洗濯機の蓋を開けようとしたら、水栓に直撃。
フタが全開できない。
悲劇です。

壁に沿って水栓位置を多少移動できる製品もありますが、移動の範囲は限られていますし、壁から少し出っ張ります。

 

これでダメなら、水栓の位置を変える工事を水工店に頼む必要があります。
壁を剥がしての工事なので、工事費用が
洗濯機代より高くなるかも。
節約どころの話ではありません。

ただ、最近のハウスメーカーの住宅であれば、水栓が1500mm以上の高い位置についているので、それほど問題にならないかもしれません。

しかし、築年数が経過しているお住まいは要注意です。

いずれにしても、水栓の高さは必ず確認しましょう。
ちなみに我が家の水栓は1150mmと、かなり低いので危険です。

その洗濯機、設置したい場所まで運べますか?

「あ、この本体寸法なら、ここに納まる」
そう思っていざ搬入したら、出入口の幅が狭くて洗面所に入らない。
あれ?
通れない・・・。
この子、太ったかしら?

悲劇です。
搬入経路の出入り口の幅も必ず確認しましょう。

洗濯機パンは、ありますか?

洗濯機パン、ご存知の方も多いと思います。

 

パンの上にちゃんと置けるか、脚の位置と寸法を確認しましょう。
置いてみたら、脚が届かない。
洗濯機が、

コケッ

って、傾いちゃいますよ?

パンに置けないようならば、寸法にあったパンに替えるのも一つの手ですが、これも、水道屋に工事を頼まなければならない可能性があります。
なるべく今使っているパンに置けるものがよいと思います。

わが家はパンなんて素晴らしいものは無く、レンガの上に置いちょります。
移動が可能なので脚の位置は気にしなくて済むんですが、見栄えが悪い。

排水口、どうなってますか?

排水口の確認も重要です。

排水口の位置によって、ホースを本体の外に出す方向が変わります。
洗濯機の後ろ、左、右の3方向が多いようです。

そして、ホースを出す方向にはスペースが必要になります。
ホースを左に出すのであれば、左にスペースが必要です。
右と後ろも同じ。
ホースを出す方向はメーカーや機種によってさまざまなので、必ずカタログなどで確認しましょう。

あれ?
ホースを出すスペースなんて、ありませんよ?

なんてことになると、
切ないです。

排水口への接続も確認してください

本体側のホースと排水口を簡単に接続できるかどうかも確認しておきましょう。

大抵は排水口の上にL字形のエルボがついているので、そこにホースを差し込んでクリップで止めるだけで接続できます。
もともとエルボなどで接続されていれば、そんなに心配ないと思います。

問題はわが家のように、床下にトラップがない上に、排水口へホースを直差ししている場合です。
そのままだと、臭気と害虫が侵入して来る可能性があります。

洗濯機を買い替えるこの機会に、一緒に改善することをお勧めします。

DIYでも排水トラップを取りつけることはできると思いますが、配管の知識と道工具に加え、床下での作業が必要になります。
私のように 小細工 せずに、プロの水道屋に相談した方が無難です。

ネットでも取りつけ工事までやてくれるショップもあります。↓

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真下配管はメリットがありません

そして、排水口が真下の場合は、最も注意が必要です。
酷い目に遭ったヤツ がいます。

排水口の真下配管は、難点が多いです。

まず、設置が面倒

背の高いパンでないと、洗濯機と床の隙間が狭くて手が入らない。
真下でホースと排水口を繋ぐのも大変です。

メンテナンスも面倒

手が入らない場所で排水トラップの手入れなんか無理っす。

したがって、我が家のようにレンガで嵩上げするという、切ない状況になります。
レンガ仲間ですね。
いらっしゃいませ。

真下配管の問題点は、まだまだあります。

真下配管のくせに

排水ホースを一度本体の外へ出すんです。
これは排水ホースを本体に固定するためで、こうしないとホースが振動で破れて漏水の原因になるからです。

悲劇です。
いえ、むしろ喜劇です。

結局、ほかの方向に排水ホースを出した場合と同じように、本体の周辺にスペースが必要になるんです。
真下配管のくせ。

さらに、別売品が必要

上記の振動の問題から、真下配管では別売品の専用L字パイプが必要になるんです。

 

真下配管、おまえ、いいところ、ないな。

洗濯機は排水のトラブルが多いです

以上が設置場所を確認する時のポイントです。
面倒ですが丁寧にチェックしてください。

洗濯機の排水トラブルって多いんです。
ハウスメーカーのアフターではワースト2だと思います。
漏水やトラップの詰まりなどなど。
酷い案件では床が水浸しになってました。

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
次回は「洗濯機の選定」になると思います。

ここまで、ありがとうございました。

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