東大生の折り紙はレベルが違う。折り紙サークルOrist

東京大学折紙サークルOristの「1枚の折り紙で折られた女子高校生」のクオリティが高いと話題になっています。

驚愕、一枚の折り紙から折られた女子高生
https://twitter.com/_seaweeds_/status/896632459588063232

折り紙というと子供の遊びと思われるかもしれません。しかし一枚の折り紙から様々なものを折るには高度な技だけではなく、高い想像力が必要な極めて高度な趣味になっています。
今回折り紙で女子高生を作ったのは東大の折り紙サークルOristのメンバーだそうです。写真を見ればわかる通り、一枚の紙から折られたとは思えない高いクオリティとなっています。制服のリボンまで再現されたその技巧にはため息しか出ません。

OristのWebサイト

上記のサイトを見るとサークルメンバーの様々な作品を見ることができます。死神やF2戦闘機、王蟲など、極めてクオリティの高い作品にあふれいます。
というかこれどうやって折っただろう・・・・。

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折り紙は実はれっきとした学問

折り紙は工学分野へも応用されているれっきとした学問で、我々の生活にもかかわっています。例えば人工衛星のソーラーパネルの折り畳みに使われているミウラ折りも折り紙の一種です。
ミウラ折りの特徴は対角線の二か所を引っ張ると簡単に折り畳みができることで、これにより効率的に人工衛星のソーラーパネルを折りたたむことができます。
人工衛星のソーラーパネルと言われてもピンと来ないかもしれませんが、地図の折り畳みにも応用されています。

もっと身近なミウラ折り

地図も使わないよという方でもミウラ折りは目にしています。缶コーヒーFireや、チューハイの氷結の缶は側面がボコボコしていますよね?
実はあれもミウラ折りなんです。缶の強度を保ったまま表面をボコボコにするのは強度が低下してしまうのでとても困難なのです。
ミウラ折りは強度を保ったまま折ることが可能なので、応用されています。

国際会議まで開かれる折り紙

実は折り紙は国際会議まで開かれていることをご存知でしょうか。折り紙の科学国際会議という名前で、1989年にイタリアで第一回会議が開かれてから通算4回開催されています。
折り紙の科学国際会議では数学、物理学、工学の研究者たちが学問としての折り紙についての論文発表などを行います。
いかがでしたか?ただの遊びと侮るなかれ、折り紙は我々の生活にも密接に結びついた学問なのです。

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