3人兄妹
両親にとっては待望の女の子
妊娠中
母は歌手【藤 圭〇】さんのポスターを
毎日見ては
「こんな子が生まれてきますように」と
願っていたそうな(笑)
「まり子」と命名されたのは
母が働いていた時に
「まり子(さん)」と言う人がいて
「美人」で「気が利いて」「笑顔が可愛い」人
要は【母のあこがれの人】の名前だそうです
念願叶って出てきた女の子
祖々母・祖母も
「女の子💛」
叔母も「女の子💛」
父も「どっちでもよかったけど女の子💛」
~と喜んでくれたそうです
↑昭和40年代 もちろん白黒(笑)
3番目だから?
とにかくほっといても寝てる子だったらしく
母曰く
「めっちゃ手がかからへん子やった」そうな☆
※後々めっちゃ手かかるのにね(笑)
私の古い記憶は
①飼っていたねこのミーコに
ほっぺたを引っかかれて号泣
祖母がおんぶしてくれて
近くの駄菓子屋さんで
「王〇」と言う3色アイスを買ってくれたこと
②ねこのミーコ(白)の顔に
「まゆげがあった方が可愛い」と
油性マジックで太く描き怒られたこと
③作った落とし穴に
ねこのミーコが落ちる様子が見たくて
炎天下外に★
日射病にかかり庭で吐〇たこと
~と
とにかく【ねこのミーコ】が好きすぎて
広告の裏にひたすら【ねこのミーコ】を描いては
家族に見せ
「上手いねえ」
「すごいねえ」と褒めて貰うのに情熱を捧げてました
5才・4才年上の兄Sは
特に私には興味がなかったようで
逆に
「何をしてもまり子は怒られへん」と
やきもちを焼いていた記憶が・・・
日曜日に
「お父ちゃんに 松坂屋に行きたい~と
言うてこい」と命令されるも
「おっきいにいちゃんとちいにいちゃんが
まりこに お父ちゃんに松坂屋行きたいって
言うてこいって言われたから言いに来た」
「まりこが言うたら なんでもしてくれるから
言うてこいって言われた」
~と実に正確な伝言ゲーム(笑)
ミシンの手を止め
兄Sを諭す父
なぜか兄sに怒られる私
「言う通りにしたのになんで怒られなあかんねん?」
と思うも
年上過ぎる兄Sには口でも力でも
かなわないのでした
続く