なんだか毎日暑いのですが、暦は秋。
秋というと、どこかへ行きたくなります。
こんなとき日本はいいなあと思うのは、どこへでも鉄道やバスで行けるところです。
と、鉄道編での書き出しと同じにしてみました。
今日はけっこう涼しくなったのですが。
さて鉄道と比べると、バスはもっとアメリカ全土を細かく走っています。
車社会と言われるアメリカで、バスは同じ道路を走るんですから当たり前ですが。
グレイハウンドという会社の、グレイハウンドが車体に描かれたバックパッカー御用達の長距離バスが有名です。
ただ残念ながら、アメリカをバスで旅行というのは、私にとっては無理だと思います。
なぜなら、過去に高速バスを3回緊急に停めたことがある、私のトイレの近さのためです。
日本で1回、(この時の運転手さんには本当に感謝しています。)この時は本当にもうだめかと思いました。
運転手さんのすぐ後ろの席に移って、そのことを告げてからというもの、バックミラーにばっちり映る私の顔色を確認しながら、「高速を降りることは許されないから、通常降りるところの図書館まで我慢して」と励ましてくれて、運転手さんも気が気じゃなかったと思います。
そればかりか、図書館で降りてダッシュして用をたして戻ってくるまで待っていてくれました。
日本ならではのやさしさで、アメリカではありえません。
あとの2回はタイです。
バンコクからチェンマイへ行くオプションのツアーで、行きと帰りに1回づつ。
おかげで、何をどうすればいいのか分からないトイレというか小屋に高速バスを横付けして、得がたい体験をしました。
今考えても、どう使えば正解だったのか謎です。
ガイドさんは、食べ物にあたったんじゃないかと気をもんでいました。
こういう体験をするのは、恥ずかしいのはもちろんですが、それどころではないところまでせっぱつまるのが、恐ろしいです。
精神的なものもあるかと思いますが、「しばらくトイレに行けない」と思ったとたんに行きたくなる、やっかいな体質というかなんというか、バスはやっぱり無理なようです。