私が住む町には、アーティストがやたらといます。

 

10月は、City Wide Open Studioという市を挙げての大きなアートイベントの月で、毎週末、違うエリアがスポットライトを浴びて、アーティストが自分の作品を展示できるシステムになっています。

 

1週目の土・日曜日は、私が住むエリア。

前にも書いたように、このアパートに入居できる第1条件がアーティストであることなので、右の隣人も左も後ろもみんなアーティストです。

そこへに一般の人がやって来て、こんな作品を作っていますよというのを見てもらうというわけです。

私個人としては、見知らぬ人が次々と土足で入ってくるのがけっこういやです。

 

第2週目は、廃校となっている建物を借りて、スペースをアーティスト(その数多分80人近く)に貸し、作品を見てもらう場が提供されました。

 

第3週目は、このイベントに登録したアーティスト個人のアトリエ(Studio)を訪ねる機会となっています。

ほとんどが自宅であちこちに散在しているので、どう効率良くまわるかが鍵です。

 

そして4週目のこの週末は、元工場や倉庫だった建物が連なる迷路のような、アトリエ集合区域。

 

このイベントで作品が飛ぶように売れるということは、あまりないようですが、少しでも多くの人に自分の作品を見てもらいたいアーティストには貴重な機会ですし、年に1度、アーティスト同士お互いの親交を暖める良い機会でもあります。

 

この4週末に見られるアーティストの合計数は、どうかな、200人近くいくんじゃ?

こんな小さな町では驚異的な数です。

 

それにしても、今日のこのブログほどアーティストという言葉を使うことは今までもこれからも無いことでしょう。

 

 

 

 

 


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