なんだか「赤あげて。白あげないで赤さげて」という旗のゲームのような今日のタイトルですが。
所変われば常識も変わるんだなあと、アメリカにいて実感させられることのひとつに服装に関してです。
高校2年生の夏にミシガン州でホームステイした時、家の中で野球帽をかぶっている人を初めて見て(夕食中もそのまま)、不思議に思ったのが始まりです。
ちなみに、この人の帽子なしの姿を一度も見ることはなく、まるで帽子をかぶって生まれてきたかのようでした。
以前も書いたように、アメリカ人の普段着はものすごくカジュアルです。
ただカジュアルすぎて、時々ドレスコードのないレストランのドアに「上半身裸の人(まあ、下半身裸の人はさすがにいないようです)、靴を履いていない人は入店お断り」と明記してあるのをたまに見かけます。
わざわざ書いてあるということは、そういう姿で入店する人もいるということで、よほどおのれの肉体に自信があるのか何なのか、ちょっと普通じゃない感じがします。
じゃあ身体を覆えばいいのかというと、そう事は簡単ではなく、ショッピングモールではパーカーなんかのフード(Hood-どちらかといえばフッドという表記に近い)を頭にかぶるのは禁止されています。
セキュリティのためということですが、よく分かりませんよね。
でも実際ショッピングモールで、フードをかぶっていて手錠をかけられていた若い男性を見たことがありますから、もしアメリカのモールに行く機会にはぜひ気をつけていただきたいと思います。