今日も、昼間に刻みすぎたシャロットの匂いが染み込んだ左手を気にしつつ書いています。

 

気になるといえば、新たにまるで私の仕事みたいになってしまったもの。えーん

 

それは、フライヤーと呼ばれる揚げ物専用のステーション。

このキッチンではそれがふたつあります。

 

 

 

この右のふたつ。小さく見えるけど、オイルの量はハンパない

 

 

 

他のレストランでは、そのままで1ヶ月は使われるというそれを、毎日オイルを全部出して、中を洗って、またオイルを入れる、あるいは4日ごとにオイルを入れ替えるという仕事。

1時間半はかかりますし、腰にくるし、汚れるし。

 

それを最初にオーナーが「毎日掃除するように!」と断言した勢いを鵜呑みにして、次の日にそれをしたのが大きな間違いでした。

うっかり次の日、言われた通りオイルを全部出して、ごしごしこすって、その洗剤を洗い流すこと10回、というのをしてしまったんです。

 

もともと誰もが「何も毎日掃除しなくても・・・」という考えだったし、「そんなに余計な掃除したければ、自分でやれは?」っていう空気だったのが、私が最初の日にしてしまったために、私の仕事みたいになってしまいました。

 

仮にも日本人の私、「オーナーにそんなことさせられるか!」って言う気になるのですが、一緒に働くアメリカ人はそうは思わないようで。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

真面目な日本人としての振る舞いが、貧乏くじを引いたみたいになって・・・。

 

先週までは揚げ物大好きだったんですけど、毎朝のこのオイルの匂いにやられて、揚げ物しばらく食べなくていいです。

 

 

 

 


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