かなり間が空いてしまいすいません
みなさん覚えてらっしゃいますか?
ベクと二人、人事異動で海外事業本部
への扉を開けようとしたところで前回は
終わりました。
これからまた新しいことが起こる予感
もうしばらくお付き合いくだされば幸いです。






時の彼方  二十四





トントン

『失礼します。』

ガチャ

ベクの次に続いて私も入った

ん?…結構広い部屋の真ん中に
デェスクが4つ…だけ?
そして…誰もいない…
私とベクは顔を見合わせてお互いに
首をかしげて見せた

『…誰も…居ないね…』

『そうだな…どうするか…』

『…うん…』

ガチャ

そうこうしていると奥のドアが開いて
男の人が出てきた

『『あっ』』

私とベクはビックリして声を出してしまった

『ん?何かね?』

『あ、いえ失礼しました。
本日付でこちらに配属になりました
ビョン ベクです。よろしくお願いします。』

『本日付でこちらに配属になりました
○ ○ です。よろしくお願いします。』

『はい。聞いてますよ。
二人とも今日からよろしくお願いします。
私は課長のイです。
席は適当に好きなところに座ってください。』

『えっ?あ、はい。』

私たちは顔を見合わせて笑ってしまった

だってチャン内官にそっくりなんだもの

はじめはいつも嫌みばかり言う
チャン内官が嫌いだったけど…
その嫌みは心配だからこその言葉だったって
わかって…最後は好きになったな…

しかし…凄く似てるな

そんな事を思っているとイ課長が仕事の説明
をしてくれたそして最後に
『この海外事業本部はド本部長が統括する
部署になります。くれぐれもこの人数だか
らと甘く見ないように。ここにいるお二人は
本部長の人選なので期待してますよ。』

『『はい。』』

ド本部長…?あ、社長のご子息でLA帰りの
お坊っちゃまか………うん?
なんで選ばれたのかな…私………

『あ、それと』

『『は、はい』』

『本部長がもう少しで来られるので
しっかりと挨拶をするように。』

『『はい。』』

イ課長が別の部屋へ行ったので
私は向かいに座るベクに話しかけた

『ねぇベク…本部長ってどんな人かな…』

『………○ ○ …本部長にぶつかってるじゃん
顔忘れたの?』

『えっ?顔?なんで?』

『あ、いや…見てなかったの?』

『うん、ぶつかってこけてたし…
社長の息子だって言うからうつむいてた…
かな?』

『かな?』

『正直全く覚えてない。』

『ははっそっか…俺は全ての謎が解けた!
じっちゃんの名に賭けて!』

『…何それ古』

『あ、ひで~』

そうしてベクと二人ふざけていると

ガチャ

ドアが開いた本部長かな?

私はドアを見た

ガタッ
思わず立ち上がってしまった


セジャ様………






-続く-




はい( ̄ー ̄)皆さんが言いたいことは
わかっております…
あまりにもベタでしたね(笑)
チャン内官!
私の頭の中にはチャン内官と書いた
あの日から彼しかおりませんでした

もうしばらく続きますので
お付き合いくださると
嬉しいです(*^^*)


画像はすべてお借りしました
ありがとうございましたm(_ _)m









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