最近の報道、日大アメフト部の問題。
被害者の父親、加害者の青年、日大の監督・コーチによる記者会見の模様が連日報道されている。
これまで記者会見というものを
一般人が開くという事はなかったのに
有名人と同じことをして
特に加害者青年の今後の生活がどうなるのか心配してしまう。
国民が受ける側から送る側になり
『国民総タレント』の世になってきたと感じる。
youtubeなどを見ていると、素人が作製したものでも
企画や構成がテレビ番組に近く、驚くものがある。
個人がテレビや雑誌を作り、送り出す時代が本格化し始めた。
まだ珍しく難しいゆえに
ある程度の能力を有するものにしか作れない内はいいけれど
もっとハードルが下がり、誰にでも可能になってしまうと
これから質が悪くなり、やがて飽きられるのだろう。
日本の音楽界がそうだったように。
何でもかんでも「与えられる」というのも
決して幸せなことではない。