成長ホルモンとアルギニンの関係ですが、アルギニンは成長ホルモンを促すとすでに証明されています。
デンマークのコペンハーゲンで行われた２つの検証実験がありました。
３年間の間、６歳の子供（男女）についてアルギニンがどのように成長に影響をするかを調べた実験を行いました。
細かい検証内容は省きますが、結果としてアルギニンの摂取量が多い子供は摂取量が少ない子供よりも身長が伸びたことが証明されました。
特に女児にはその影響が顕著に出ましたが、男児にも身長が大きくなる傾向が出ました。
二つ目の実験もデンマークで行われましたが、７～13歳の子供たちの成長とアルギニンの関係を調べました。
アルギニンの摂取量は食べていた食事から算出しましたが、この時もやはりアルギニンの摂取量が多い児童の方が身長が伸びることが実証されました。
アルギニンは間違いなく子供の身長の伸びに影響があることが分かりましたが、私たちができることはできるだけアルギニンの含まれている食事やサプリをバランスよく子供に食べさせることです。
アルギニンを多く含んでいる食べ物は納豆、豆腐などの大豆系、牛、豚、鶏などの肉系、エビやマグロなどの魚介類です。
ただ偏った食事は肥満などを引き起こすので、これらの食べ物を中心に野菜などをバランスよく加えていってください。