おはようございます(*^_^*)
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今日も私の拙いブログをご訪問下さいまして
誠にありがとうございますm(_ _)m
ブロ友さんと
直メでお話しさせて頂いていて
妹姫が
起立性調節障害と
過敏性腸症候群を発病してからの2年間と
考え方や行動の変化を
思い出していました
子供が病気になって
本人も親も家族も
価値観や優先順位を見直して
子供の心と身体のバランスを
最優先と考えられるようになるまでには
とても時間が掛かります
大袈裟に聞こえるかも知れないけど
今まで生きてきた人生観そのものを
覆すほどの転機だからです
良い成績をとって
良い学校に合格して
良い勤め先に就職する
、
それが子供にとって
なによりも幸せになる近道だと
疑う事もなく生きてきたからです
それは決して間違いでは無いと思います
学歴で収入も社会的な補償も
格差があるのが現実です
しかし
忘れてはならない一番大切な事
それは
子供が心身共に健康で無ければ
成り立たない図式だという事です
そして
幸せのカタチは
100人いれば100通り
1000人いれば1000通り
ひとりとして
他者と同じ人生を歩む人はいない
そしてどんなに愛していても
子供の人生を
親が代わってあげる事は出来ないのです
子供がどんな経験を経て
何を幸せだと感じて生きるかは
例え親でもわからないのです
予定通りではなかったからと言って
その先の人生を憂う事自体
大人の思い込みで有り
ナンセンスだと思います
未来は誰にもわからないのですから
妹姫の場合
起立性調節障害(OD)と
過敏性腸症候群(IBS)を
殆ど同時期に発病して
ODの症状も激しく出ていて辛そうでしたが
IBSの痛みの方が強く
陣痛くらいの痛みを感じているかも?
との医師の診断で
病院で処方されたのは
整腸剤と下剤と浣腸でした
したがってODの薬は
何も飲んでいません
IBSの為に処方された
整腸剤と下剤と浣腸も
腸が動いていないのに服用すると
更なる激痛が襲うだけで排便はされないので
結果
苦しみが増しただけで
2ヶ月程頑張りましたが
そのストレスから症状が悪化しただけでした
2ヶ月程頑張れたのは
お友達が待ってくれている学校に
早く!戻りたい!
部活に出たい!
その気持ちが有ったからでしたが
そのお友達に
仮病だと誤解されてしまい
深く傷ついて
辛い薬を飲む気力も失ったのだと思います
その頃の私は
食事も外出も通院も
早く!病気を治したいなら頑張って!と
妹姫を励ましていたつもりでした
そう・・・
家族みんなで
励ましていたつもりでしたが
病状が悪化してしまった妹姫と向き合って
ようやく目が覚めた思いでした
ODやIBSになった子にとって
食事やたまたま体調が良くて出来る外出は
数少ない楽しみなのに
心配でしかたないから言ってしまう
『病気を治したいなら食べなさい』
この一言で美味しい食べ物が
薬の味になってしまう
『家の中ばかりでは身体の為に良くないから
出掛けよう』の一言が
楽しい筈の外出をネガティブなものに変える
ポジティブとネガティブは紙一重
ほんの少しの違いで
子供にとって楽しみが苦しみになってしまうと
この頃ようやく気がついたのです
ODやIBSの根本的な原因は
自律神経からの信号の誤作動なら
それを治す為には
対処療法的な服薬ではなく
自律神経に大きく影響を及ぼす
メンタルを整えなければならない
ましてストレスを感じる服薬や
楽しみなことまで、
病気を治す為の行為にしてしまっては逆効果
食べ物は
美味しそうだから食べたい!と思って
食べる事が幸せを感じられるのだし
外出は
楽しい!気持ち良い!と感じる事が大切
そこに
病気を治す為!という言葉を
乗せてしまったら
一瞬にしてネガティブなものになってしまい
幸せな気持ちも半減してしまうのです
心が元気にならないと
どんなに栄養がある食べ物も
楽しい外出も
心を満たしてはくれない
楽しめる事が
数少なくなってしまっている時だからこそ
食事や外出は〝 楽しみ 〟にしてあげたいし
睡眠だけが休息なのだから
眠る事に罪悪感を与えてはいけない
発病して3ヶ月程経った頃に
我が家の治療方針は変わりました
学校に行けないのではなく
学校には行かない!と決め
学校に行かないからこそ出来る事が
沢山あるのだから
罪悪感など捨てて今はそれを親子で満喫する!
その時間や経験が
なによりの〝ぬちぐすい 〟になる!と
信じる事にしたのです(*^_^*)
ODやIBSは
本人の意思ではどうにもならない病気です
しかし
メンタル面からの影響は
とても大きい病気です
だからこそ!
本当に必要なのは、妙薬や新薬ではなく
〝ぬちぐすい 〟なのだと思ったのです
妹姫は今も
いじめで受けた
恐怖のトラウマと闘っています
でも、家族や周りの方々の
思いやりという〝ぬちぐすい 〟で
ODの症状はかなり改善しました(*^_^*)
IBSとは
まだ付き合っていかなければならない様です
しかし
決して時間が止まっていたのではありません
彼女なりに沢山の経験をして
心は成長したし
病気との付き合い方も覚えて来ました
思う様にならずに落ち込むこともありますが
この2年間の経験は
決して無駄な時間ではなく
むしろこの先の人生を力強く生きる為に
とても意味のある2年間だったと思います
ODやIBSを発症する原因は
精神的なものでは無かったとしても
これらの病気を治してくれるのは
〝ぬちぐすい 〟だと思います(*^_^*)
親子は以心伝心
まずは親や家族が
心配な気持ちに押しつぶされずに
我が子の成長の大切な時期と捉えて
ポジティブに温かく見守ってあげてこそ
子供の心に〝ぬちぐすい 〟が届くと
私は信じています(*^_^*)
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