娘が小2の夏休み、そして息子は年中になっていました。
悩んだ末、古民家の契約をし、私だけしばらく東京に残ることになりました。引越し第一弾。4人家族には狭すぎる48㎡・2DKのマンションも、冷蔵庫も洗濯機も運び出すと、異様に広く感じました。
これから数か月、私の使命は、
一年間勉強を続けていた宅建士の試験に合格すること。
失効していた運転免許を取り直すこと。
マンションを売却すること。
そして、二重生活の足しにと、少しでも多くのお金を稼ぎだすこと。
これを合流するまでの間に、何としてもやり遂げなければなりません。
宅建の勉強は、電車通勤時にスマホアプリの一問一答を使い、
運転免許はいわゆる一発試験 で直接試験場へ
マンション内見の希望者があれば、土日に対応
そして、昼間の不動産の仕事の後には、居酒屋で12時までバイト、その上に派遣のバイトまでするという、超絶ハードスケジュールの生活が始まったのでした。
正直↑のどれか一つだって、楽ではないのに…
体もボロボロでした。
しかし、私がつらかったのは肉体的な苦痛ではなく、離れて暮らす子供が心配で心配で仕方なかったことです。
この頃は、毎日のように子供たちがせぎ に落ちて流されたり、事故にあうような悪夢ばかり見ていたのです。
母親が子供と離れて暮らすことの辛さ、それは想像を絶するものでした。ワンオペ育児をしていた数年間、5分でいいから子供たちと離れたい!と思った生活がどれほど平和だったか。
そんな私の思いなどは周囲にはわかりませんから、もしかして子供と離れて暮らす鬼母と思われていたのかもしれません。
宅建士は、キチンと勉強すれば必ずとれる国家資格です。