「小麦に含まれるグルテン、乳製品に含まれるカゼインのアミノ酸配列はモルヒネに似ていて、これが脳に達すると中毒症状を起こし、側頭葉の働きに影響を与えます。
これも、発達障害に考えられる原因の一つと言われています。
それを裏づけるデータはフロリダ大学の自閉症児の尿中ペプチドの研究からも明らかになっており、グルテン、カゼインフリー(GFCF)の食事療法が注目を浴びています。」
ちょっと検索しただけで、GFCFを推奨するHPが非常に多いことがわかります。(ダイエット含む)
複数読んでいると、もしかして子どもに食べさせた物が悪かったのでは、さらに、自分も摂取しない方がいいのでは、と誰しも少なからず疑ってしまうでしょう。
ですが、ある脳科学者は、科学の世界ではGFCF食の有効性はほぼ否定されているとしています。
ある医師は、セルアック病、グルテン不耐症、アレルギーなど特定の病気意外の人にとってGFが体に良い証拠はない。
GFはファッションに過ぎない、としています。
こんな情報もあります。
GFではかえって腸内の善玉菌の減少により健康状態を悪くしたり、糖尿病リスクを高めたり、栄養バランスを崩す可能性が指摘されている。
カゼインは腫瘍の発生や転移を抑制する重要なタンパクであり、また、カゼインを欠いたマウスは生涯身体が小さいという報告がある。
現時点でエビデンス(科学的根拠)からは否定派を支持すべきと感じます。
少なくとも娘に小麦や乳製品に由来する病気はなさそうなので、過剰反応せず、バランス良い食事を心がけたいです。