起立性調節障害に関係する情報や、ニュース、出版物など教えてもらうことがあります。ありがたいです。
どんどん情報をお待ちしております
先日、ひらめっちさんから教えていただいたもので、毎日新聞の記事がありました。ひらめっちさん、ありがとうございます。
内容は、
「<健康>サプリ過剰摂取は副作用の恐れ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171202-00000022-mai-soci
というものです。
読まれた方もいらっしゃるのではないかと思います。
記事には、
特定成分を過剰に摂取するとさまざまな健康被害が起きる恐れがあります。
また種類が増えるほど飲み合わせは複雑になり、未知の副作用も起こり得ます
と書かれています。
サプリの過剰摂取で健康被害がおこるだけでなく、さらには未知の副作用も起こる可能性があるということで、恐ろしいことです。
現在、難病などの中には原因がわかっていないものがあります。
何が引き金となり、病気を発症するのでしょう。。。ちなみに、起立性調節障害も原因がわかってないですよね。
もしかすると、こういったものを摂取した結果、自分や家族が知らないうちに健康被害を起こしていた、病気になってしまっていたということもあるのかもしれません。健康になろうと思って摂取しても、逆に健康を損ねる可能性だってあるのです。
現在、起立性調節障害に効果があると謳うサプリも存在しています。
サプリだけではなく、日常で使用する製品なども存在します。
専門医に聞いてみましたが、共同開発などはしていないと言われていました。
ゆえにエビデンスは不確かです。
今回の記事には、米国で多数の患者と死者を出した「トリプトファン事件」のことも書かれています。
こういった事件も過去にあったということも踏まえつつ、正しい選択をしなければいけません。
厚生労働省の「統合医療」情報発信サイト・健康食品も参考になさってください。
消費者庁による一斉取り締まりもあるようですね。
消費者庁が健康食品表示の年末一斉取り締まりを行うそうです。 https://t.co/7hw6xHDa54
— 大野智 (Satoshi OHNO) (@ohno55) 2017年12月9日
先日、厚生労働省「統合医療」情報発信サイトにも携わっておられる大野 智 先生(大阪大学大学院医学系研究科 統合医療学寄附講座 准教授)のセミナーがあったようです。
セミナーの中で、補完代替療法(CAM カム)についての説明もされています。
CAMを利用する上で大切なことは「正確な情報」を見極めることである、と先生は述べられました。科学的根拠(エビデンス)はその治療法の裏付けです。と書かれています。
また、気をつける事は高額なもの、標準治療を否定するものには注意する事です。とも書かれています。
保険もきくし、最高の治療といわれるのが標準治療です。
しかし、その標準治療を否定するだけではなく、バカにする、その補完代替医療は正しいと正当性を押し付けてくる、さらには攻撃している人がネット上にいますよね。
そういう人や団体、医療機関には気をつけた方がいいということです。
補完代替医療(CAM カム)については、こちらも参考になさってください
http://www.shikoku-cc.go.jp/hospital/guide/useful/newest/cam/camwhat/index.html
起立性調節障害をとりまく環境は変化しています。
以前は、あまり知られていない病気でしたが、起立性調節障害が知られてくるようになると、患者や家族を騙そうとする業者が参入してきています。
騙されないためには、どうすべきか勉強しておく必要があります。
ブログを含めネット上は、なりすますことが可能です。
男性が病気の子供を持つ母親のふりもできますし、なんら経験もない人が体験談を語るなんてことも可能ですし、うその口コミを書くアルバイトすら存在しています。
どんな役でも演じられる、それがネットです。
素人がプロのように、医師のように書ける、それもネットです。
「統合医療」情報発信サイト・情報の見極め方も参考になさってください。
また、以前に私が書いた記事も参考になさってください。
記事はこちら 根拠に基づく医療(EBM)とニセ医学
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