これらの共通点は
一般社会を自分たちの集団より
愚かなものとして見ている
ように僕には思えました。
選民思想
ですね。
エホバの証人は終末思想ですから、自分たち以外の世間をサタンに騙された愚かな人々として扱い、自分たち証人だけがハルマゲドンの後に生き残るとしています。
フラクタル心理学は、
「人生乗り換えの法則」
「ハイヒールアセンション」
どちらの本でも、人類はまだ未熟だから、新しい価値観に乗り換える必要がある、という「現代社会と断絶した新しい価値観」を提唱しているように思えます。
本と講師と受講生はもちろん相似形
でしょうから、このような代表者の世間に対するスタンスは、そのまま組織やテキストや関わる人達の潜在意識に組み込まれて自然と態度やふるまいに現れているということもあるかもしれません。
私が奥さんにそれを見た部分もありますし、講師さんたちのブログでそう感じる部分もありますし、また、いくつか目にするクレームの内容も、そういうものが多いなぁと個人的に思います。
これはフラクタル心理学に限った話でなく世間一般のどのような文化にもあてはまる話だと思います。
だから一般論として読み取ってください。
ここでフラクタル心理学の方々があまり好まない
マザーテレサの言葉を貼っておきますね。
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
もし世の中を見下していたら、それは知らないうちにその人の態度や行動に出るでしょう。あなたの周りにも、そういう人が一人くらいはいるのではないでしょうか。
そして、この方のブログの「マザーテレサ観」の逆転ぶり。
https://ameblo.jp/shimizuyuki1900/entry-12212456687.html
フラクタル心理学を学んだからと言って、このようにマザーテレサの評価を180度変えてしまうというのは、大変恐ろしいというか、単純ではないかと思うのです。
重要なのは、フラクタル心理学という考え方もあるとした上で、自分の頭で、自分がこれまで学んできたものや経験といっしょに噛み砕いて考えることではないでしょうか。
また、フラクタル心理学の本のいくつかでは、そういった終末思想やスピリチュアルをかなり否定している部分があるのですが、結果としては終末思想の選民的な部分や、霊魂を扱わない新しいスピリチュアルを生んでいたり、自己責任という魔法にすがる依存を生んでいるように思えます。だから、私は元妻を思い出しながら言うのですが、集まってくる人や、引き寄せられる理由は結局同じではないかと思えるのです。
「全人類が新しい価値観にシフトしてより良い社会」ってのも、SF小説だったらいいんですけどね。
地球幼年期の終わり【新版】 (創元SF文庫)
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「流血鬼」がそういう話です。
現実に急激にやろうとすると、やはり社会と対立してしまうのではないでしょうか。
いろんな理論を思いついたら、いろいろ試して、少しづつフィードバックを受けて変更、改良してゆくのがよいのではないかと思います。
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