アクエリアスナビがフラクタル心理学講師の元夫である私に「550万円を支払え」と訴訟している行動は、アクエリアスナビとフラクタル心理学と講師たちに利益をもたらしているのでしょうか?
もたらしていると思うから訴訟しているのでしょうけど。
一年前にお祝いパーティーをしてくれた社員講師や一色さんたちの総体としての会社が、いま私に「550万を支払え」と言ってるのですから感慨深いものです。
このブログで述べられている、自分を客観的に見る、相手の立場で見るというのは、それ自体は大変結構なことだろうと思います。
しかし、世界が自分一人で他人は全て投影だとする考えのもとでは、大変難しいものです。
客観とは他人の視点の集合に他ならないからです。
ですから、示されているカードの文面はフラクタル心理学や多くのニューソート系自己啓発セミナーのベースとなる「自分と世界が一元であるとする世界観」と大きく矛盾して来るのではないでしょうか。
他人は自分の潜在意識の投影でチャイルド修正で変えられるという教えと、相手の立場に立って考えるという、相反する教えが共存する世界において、意志の弱い人間は、自分に都合のいい方の考えを選択してしまうのではないでしょうか。
「理論を言い訳にする」「理論で言い逃れする」と言ったことがしやすいと、根本の原理である「完全なる自己責任の世界観」と当人の行動がどんどんずれて来る危険もあるでしょう。
理論が言い訳や言い逃れに使われると、やがて「理論の世界に逃げ込む」といった習慣的な行動になることもあります。自己啓発セミナーに大金を払う人は、払うなりの悩みを現実世界で抱えていることが多いでしょう。そんな人が「自己啓発セミナーの用語で語り合う、現実と離れた別世界」に逃げ込んでしまい、元々の「現実世界でやっていけないという悩み」がもとより大きくなるとしたら、単純にはもとより不幸になったか、状況が変わっていないと言えるでしょう。