東大医学系研究科。首席さんと次席さんの戯言。

理系大学院に進学を考える人に有益な情報をどしどし発信します

アポ取りメールの書き方。【今回は特典付き!】

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こんばんは!首席さんです!

最初に!今回の記事を読んで下さった皆さんには、特典があります!!

特にメールの書き方にお困りの皆さん、ぜひ最後までお読みください!(*^^*)

 

さて皆さん、大学院受験に向けて、準備は進んでいますか?

私は院試も終わり、本格的に研究室での活動が再開しています(*^^*)

もちろん、卒業研究が主な内容なんですが、ほかにもいろいろ仕事があるんです。

 

例えば、掲示物係。

これ、要は「当番のシフト管理担当」で、仕事としては、

研究室のあらゆる当番のシフトを組んで、表を作って掲示したり、

メールでお知らせしたり、各当番の取りまとめをお願いする等の調整をしたり、等々。

 

で、意外と気を遣うのが、

研究室全体にお知らせしたり、スタッフさんや学生と調整するための、メール。

学生とはいえ、研究活動は税金を使った立派なお仕事です。

メールひとつ送るのだって、言葉をしっかり選ばないといけません。

 

そしてこれは、大学院受験に際して送る様々な事務関連のメールについても同じです!

 

「でもそんなこと言われても、教授にメールを送る機会なんて無かったし、

どんな風に書けばいいかわからない。」

 

そんな方がたくさんいらっしゃると思います。

 

そこで今回は、研究室へのアポ取りメールの書き方を紹介していきます!!

 

こう見えて私(いや見たことないか)、TPOを弁えたメールの書き方は結構得意で、

研究室でお褒めの言葉を頂いたり、同期や先輩から添削をお願いされたりするんです。

実は、ときどき次席さんのメールも添削してたり、してなかったり。(笑)

 

ということで、メール作成のプロである私、首席さんが(自分で言うかいな)

様々なシチュエーションを想定して、時系列で見本を紹介したいと思います!

 

 

1.研究室訪問のアポ取りメール

まずは、研究室訪問のアポ取りメールです。

多くの場合、初めて研究室に連絡することとなると思いますので、

今回は、私が実際に初めて連絡する研究室に送ったメールを紹介します。

 

 【例1.研究室の先生に送る、研究室訪問のアポ取りメール】

 

○○先生

 

突然のご連絡となりまして、失礼申し上げます。

□□大学理工学部生命医科学科4年の(※首席さん)と申します。

この度、貴研究室にお伺い致したく、ご連絡させて頂きました。

私は現在大学院進学にあたり、がん研究、細胞内シグナル伝達に関する研究に取り組まれている研究室を検討しております。そのような折、貴研究室を知りまして、様々な疾患に深く関わりのある細胞内シグナル伝達機構の解明という研究内容に関心を持ちました。

つきましては、大変恐縮とは存じますが、今年度の修士課程の募集が終了されてないようでございましたら、貴研究室の志望を検討させて頂きたく存じておりますが、可能でございましょうか。

御多忙の折、お手数をお掛け致しまして、誠に恐縮とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

(※首席さん)

 

 

まず、氏名・所属を名乗った後、研究室訪問したい旨を最初に述べます。

次に、研究室訪問を希望するに至った経緯(志望動機等)を説明します。

先方には、貴重なお時間を取って頂くこととなりますので、ぜひ見学して頂きたいと思って頂けるような説明をしましょう。

そして改めて、貴研究室を志望する旨、訪問したい旨を伝え、訪問の可否を尋ねましょう。

最後に、お忙しい中ご対応頂くことへの配慮の言葉を添えるのを忘れないで下さいね。

 

2.訪問後のお礼、志望研究室への受入・署名依頼メール

研究室見学をさせて頂いた後は、お礼のメールを送りましょう。

なお、特に受験前の訪問の場合、そのまま受け入れ希望を出す場合が少なくないと思うので、今回はお礼と受け入れ依頼をまとめたメールを紹介します。

 

 【例2.研究室の先生に送る、訪問後のお礼、受け入れ依頼メール】

 

○○先生

昨日研究室訪問をさせて頂きました、□□大学理工学部生命医科学科4年の(※首席さん)と申します。

昨日は突然のご連絡となりましたにもかかわらず、丁重なるご案内を賜りましたこと、心より深謝申し上げます。

 

昨日お伺い致しました後、改めて熟考致しました末、貴研究室にて研究させて頂くことができましたら誠に幸甚な事と存じまして、改めてご連絡させて頂きました。

つきましては、医科学修士専攻の入学試験に合格致しました折には、来年度入学の修士学生として貴研究室にてお受け入れ頂くことは可能でございましょうか。

なお、差し支えなければ、指導教員受入確認票に記入させて頂く内容や志望理由等をまとめまして、予めメールにてお送りさせて頂きましてご一読頂けましたら幸甚に存じますが、いかかでございましょうか。

 

御多忙の折、お手数をお掛け致しまして、誠に恐縮とは存じておりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

(※首席さん)

 

 

3.合格後のご挨拶メール

研究室訪問のお礼メールを送ったら、後は入学試験当日を迎えるのみです!

入念な準備をして、本番では十分に力を発揮して合格しましょう!!

そして合格したら。志望研究室はいよいよ、次年度からお世話になる研究室です!

研究室の先生に、ご挨拶のメールをしっかり送りましょう。

この際、入学前に一度研究室に直接ご挨拶に伺うことになる場合が多いです。

ご挨拶のメールの返信で、「ぜひ研究室にいらしてください」等のお言葉を頂いた場合は、日程調整を行うことになりますので、失礼の無いように対応しましょう。

まずは、ご挨拶のメールについて、その一例を紹介します。

 

 【例3.研究室の先生に送る、志望校合格後のご挨拶メール】

 

○○先生

 

お世話になっております。

今年度、貴研究科を受験させて頂きました(※名前)と申します。

先日、お陰様にございまして、貴研究科より合格通知を頂戴致しました。

つきましては、貴研究室への配属が決定致しまして、今後研究室にてお世話になる運びとなりました故、ご挨拶申し上げたく、ご連絡させて頂きました。

 

先生におかれましては、研究室訪問、署名等、様々なご対応を賜りまして、心より深謝申し上げます。この度、先生の研究室への配属が決定致しまして、先生の研究室にてご指導を賜わることができます運びとなりまして、大変光栄なことと存じております。

 

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

(※名前)

 

4.合格後の入学辞退メール

さて、ここまで、進学先へのご挨拶のメールについてご紹介しました。

一方で、複数の大学院を受験した場合。

複数校に合格した際には、進学先以外の大学院、研究室に対して、入学辞退の旨をお伝えするメールを送る必要があります。

一度合格を頂いた大学院ですから、失礼の無い文面で送るようにしましょう。

 

それでは、一例を見ていきましょう!ここでは、大学院の入試課に送るメール、研究室に送るメールの2種類について、例を紹介していきます。

 

なお、①で紹介するメールにも書いてありますが、入試課に送るメールでは、研究室にも入学辞退について既に連絡した旨を書き添えるのが良いと思います。また、入学手続後の辞退の場合は、入試課へ直接入学辞退届を提出するのも忘れないでくださいね!

 

 【例4.合格後の入学辞退メール】 

①大学院の入試課に送る入学辞退メール

 

○○大学大学院□□研究科 △△課 御中

 

お世話になっております。(※所属大学・大学院、学年)の(※名前)と申します。

先日、貴学より合格通知を賜りましたが、熟慮致しました結果、貴学への入学を辞退させて頂きたく、この度ご連絡させて頂きました。

 

配属予定先の◇◇先生におかれましては、既にその旨をご連絡させて頂きました。

なお、進学予定先は、●●大学大学院■■研究科でございます。

 

お手数をお掛け致します事となりまして、誠に恐縮とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

(※名前)

 

 

②研究室の教授に送る入学辞退メール 

 

○○先生

 

お世話になっております。

今年度、貴研究科を受験させて頂きました、(※所属大学・大学院、学年)の(※名前)と申します。

先日、お陰様にございまして、貴研究科より合格通知を頂戴致しました。

先生におかれましては、研究室訪問、署名等のご対応を賜りまして、心より深謝申し上げます。

この度は、貴学への進学につきまして、誠に恐縮ながら、入学を辞退させて頂く事と致しました旨をお伝え致したく、ご連絡させて頂きました。

 

貴学の合格通知を賜りました後、予てより第一志望としておりました□□大学大学院△△研究科に合格し、進学する事と致しました故、誠に恐縮とは存じますが、貴学への入学を辞退させて頂く形となりました次第でございます。

 

先生におかれましては、御多忙の折に様々なご対応を頂きましたにもかかわらず、このような形となりまして、誠に恐縮とは存じますが、心より感謝申し上げております。

 

今後とも何かご縁がございました折には、先生にお目にかかることができましたら誠に幸甚な事と存じております。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

(※名前)

 

あとがき

ここまで、大学院受験に際して、多くの方がメールを送ることとなると思われるシチュエーションについて、メールの一例を紹介してきました!

 

いざ目上の方にメールを送る!となると、どう書けばいいんだろう、こういう文面で失礼が無いかな?等、色々な疑問や不安が出てくると思います。

 

そんな時に、ぜひ今回の記事を参考にしてください!

 

そして、もう一つ。

今回紹介したメールはあくまで一例です。メールを送るのは、皆さん自身です。

これらの例をコピペ!ではなく、ぜひご自身の言葉で書いてくださいね。

 

特に、進学先の研究室はこれからお世話になるところです。きちんと自分の気持ちを込めたメールを送ることで、先生に熱意を伝えることもできます(*^^*)

 

メールを送るのはついつい面倒だなと思ってしまうと思いますが、進学後も気持ちよく研究に取り組むことができるよう、丁寧に対応していってくださいね!

 

次回は、いよいよ!

先日予告しました、次席さんとの対談をお届けします!

テーマは…

対談の中で、私の、次席さんへの報告で明らかになります!(笑)

楽しみにしていてくださいね!(*^^*) 

 

【 追記(2017/10/20)】

この記事を読んで下さった皆さんに、お知らせです!!

記事で紹介した文例が、メールを作成する皆さんのお役に少しでも立てば嬉しいです!

一方で、実際のメールの内容は、お一人お一人で少しずつ違うものになると思います。

自分が書いた内容の場合、このような文面で良いのだろうか?

そんな不安を感じた皆さんのために、首席さんがメールの添削をさせて頂きます!

ご希望の方は、お問い合わせフォームまで、ペンネーム、ご自身のメールの文面の2点を明記の上、お送り下さい。

 

                👇👇👇

         お問い合わせフォームからの投稿はこちら

 

頂いた投稿は首席さんが責任を持って添削させて頂きます。なお、メールに記載された内容等、プライバシーは徹底して守りますのでご安心下さい。学校名等、個人情報に関係する部分を伏せてお送り頂いても結構です!

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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