私の家族は頚椎症になったあとけっこう落ち込んでしまって、
元気づけるにも完治はしない病気と聞いていたのでなんと声をかけるべきか迷い…。
これはなかなか大変な病気だなあと思ったのですが、
そこでふと思い浮かんだのが「病は気から」という言葉です。
頚椎症と精神状態はなにか関係があるのだろうかと思い、調べてみました。
うつ病と頚椎症は無関係とは言えない
うつの状態が頚椎症を引き起こす可能性は、ズバリあるそうです!
正確には頚椎症と同じような痛みが体に発生する可能性…ではありますが、
精神状態が体の痛みに繋がるというのは正直びっくりしました。
でも言われてみれば、強い緊張などのストレスを感じた際に
頭やお腹が痛くなったりしますし、ああいう感じで頚椎症と似た痛みも
発生するということかもしれませんね。
精神的なストレスによるものだとしても、自分を責めないで
頚椎症と似た体の痛みがうつ病などの精神的な疾患によるものだった場合でも、
だからといって自分を責める必要はないでしょう。
私の家族も、会社などに体の痛みがひどいと申し出たときに
「でも仕事はできるのでは?」「甘えではないのか」と言われたそうですが、
実際のところ頚椎症と診断された人のほとんどが精神的な負担だけでなく
実際に骨にゆがみが生じていたり、炎症を起こしていたりするそうですので、
まずは心無い言葉に過敏に反応するよりも治療に専念しましょうということのようです。
注意したいのは、頚椎症は一度発症すると完治が難しく、
長期間痛みと戦わなければならなくなるケースも多々あるということです。
最初はうつの症状がなくても、長期にわたる痛みによる強いストレスが
うつ病に繋がる…ということもあるそうなので、
家族が頚椎症になったら体だけではなく心も支えてあげたいですね。