【ランタオトレイル セクション9】

流れ星見所 ちらちら海を感じるトレイル
流れ星行き方 MTR東桶駅B出口からバスターミナルの11番又は23番で『沙咀』で下車
流れ星所要時間  5歳の子供の足で4時間くらい
流れ星全長 6.5キロ
子供満足度 星星星
大人満足度 星星星
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ランタオ島のザックリとこんなコースを歩きます。
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▼セクション9の地図
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標距柱87~標距柱88
石壁水塘ダムを歩く

バスを降りると少し登ったところにトイレとランタオトレイルの看板があります。

ベンチがあるので我が家は着いて早々ランチタイム!

ここのトイレはすごく綺麗でオムツ替え台や個室にベビーチェアまで完備されていました。

大嶼山郊野公園(Lantau Country Parks)の看板があり、道路挟んで向かい側に87番の標距柱が

あります。

バスで来た長さ718m、高さ54m、幅8mのダムを歩いて少し戻ります。
ランタオピークがドーンと存在感を出しています。
霧がかっていますが綺麗な景色★
そしてダムの反対側には白い建物がそびえたちます。
これは『石壁監獄(Shek Pik Prison)』という凶悪犯を収容している施設です。
でも上から見るとバスケットコートやグランドなどもある綺麗な施設でとても収容所とは思えない!
 
歩道を歩くのですが横を大型バスがビュンビュン通るので少し怖い。。
そしてダムの最後には洪水用の排水口があります。
 
標距柱89

石壁石刻

Shek Pik Rock Carving

ランタオトレイルは分岐点を右に曲がり先ほどの監獄方面へ進みます。
少し歩くとまた分岐点が。
ランタオトレイルはここを左に登るのですが、我が家はちょっと寄り道。
右に下ると古代石刻があるのでパパの反対を押し切り見に行くことにしました。
下ると監獄の入口が。
入口を看板に従って右に進みます。
ありました!
法定古蹟に登録されている『石壁石刻(Shek Pik Rock Carving)』です!
約2500年前の青銅器時代のものの彫刻です。
石刻なんて興味はなかったけれど、行ったトレイル道でたまに出くわすのと歴史博物館で学び少し興味が沸いてきました。
小さな彫刻ですがとりあえず見れて満足♪
さて。
ランタオトレイルに戻りましょ!
次男は眠くなり戻り道で歩かなくなりここでパパ抱っこへ。
 
標距柱90~標距柱92

自然道を行く

しばらく歩くと東湾の海岸に出ます。
先ほどの石壁監獄の建物が遠目に見えます。
『紅十字會石壁營(Red Cross Shek Pik Youth Camp) 』という建物がありその横の道を通ります。
赤十字関係の保養所らしいですがあまり人影はありませんでした。
しばらくその柵横を歩きます。
途中竹が茂る道になり風が吹き抜ける度にカランコロンと音がして長男はなんだか気になるようです。
峠に出ると海が視界に広がりここを下ると『石欖洲(Shek Lam Chau) 』というキャンプ場。

岩礁が多く釣りをしやすい場所らしいです。

ここからはしばらく土の道路が続きます。

低い木が多いので遠くに進んでいるパパの姿もよく見えます!

石門山(Shek Mun Shan)179mの南西斜面を歩きます。

 
標距柱93~標距柱95
石がゴロゴロ
段々と石の多い道になってきます。
ゴツゴツ石道も長男にはお手の物!
見晴らしのいい場所では香港南西端の島、索罟群島(Soko Islands)が見えマカオフェリーが行き交っていました。
ここで少し休憩。
次男の体重が重くなりすぎていて流石にパパは辛そうです。
次男ここでお昼寝から起床。
頑張って歩いてもらいましょう!!
石が多い道も
落ち葉で茂る道も
今日は中々頑張って歩いてくれています!
パチパチパチ。
ガサゴソ。
と音がするので横を見てみるとなかなか大きな牛さんが!
牛は見慣れていますが角の鋭い牛だったので少し怖い。。
途中肩車になってしまった時もありましたが
最後まで頑張って自分の足で歩いてくれました★
 
標距柱96

羅箕灣に寄り道

長男のかくれんぼが始まりました!
すぐに見つかる行く先の道に隠れます。
もちろん次男も真似をします。
次男の場合、先の道では無くその場の足元で隠れるので少し厄介。。
そんなこんなで歩いていくと公衆トイレとキャンプ場が出てきます。
そのキャンプ場側に歩いていくと『羅箕灣(Lo Kei wan) 』が広がります!
昔この海には海賊がよく出没するエリアだったらしいですが、今はとっても静かな海でした。
海沿いにはロープのブランコがぶら下がっていて長男真っ先に食いつきます。
次男は砂遊びに必死。
パパは海へ一人で歩きだし、私は写真撮影にいそしむ。
それぞれ自由に海を満喫します。
 
さてさてひとしきり遊んだらトレイルに戻りましょ~
なかなか足が砂だらけ!
羅箕灣沿いを歩くのですが、漂流してか?キャンプ場のか?ゴミがたくさんありました。
良くない事ですね~。。
 
標距柱97~標距柱99
石畳の道から嶼南道へ
このあたりから石畳の道になります。
先程行ったバーベキュー場(籮箕灣營地)の看板があったら分岐路を左側へ。
しばらく歩くとあずまやがあります。
ここからもランタオピークが姿を現します。
平坦な道なので歩きやすく二人とも走る走る!
待って~
谷に架かった橋を渡ります。
この橋は最強と言われたグルカ兵団が1985年に作ったものらしく、その歴史を残す碑石が置かれていました。
橋を渡ると大通りの嶼南道へ出ます。

手前には99番の標距柱と地図があり道路を挟んでお墓があります。

このお墓は300年以上前の明の時代のもので歴史のあるお墓だそうです。

セクション9は嶼南道沿いをあと1キロほど歩くのですが、ちょうどバスが来たので『水口』のバス停で乗車して帰りました。
次回はここから歩き始めよう☆
 
セクション9は海を感じながら歩くコース。
高低差も少なく次男も良く歩いてくれて子供の良い運動になりました♪
 
※帰路

11か23番の東桶行きへ。

1、2番の梅窩フェリーターミナル行きでも帰れますがそっちの方が遠いです。

 

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長男:5歳1か月
次男:2歳6か月

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【子供との山登りで持って行くべき物】

①ハイキングシューズ

滑りにくさが全然違います!

転倒防止になりますし、「疲れた~」となりにくいのでちゃんとしたちゃんとしたハイキングシューズを履かせることをお勧めします。

 

②帽子

暑かったらハイキングに限らず被ると思いますが、結構むれるので通気性の良い帽子をおススメします。

 

③トレッキングポール

ポールがあると使いたがってノリノリで歩いてくれることがあります。

又、電車ごっこをしながら歩いたり、岩をつついてみたり色んな用途で使う事ができます!

 

④ベビーキャリー

荷物を背負いながら子供もおんぶできる利点の他にも、おんぶ紐と違って汗が直接子供に付かなかったり、間に風が通るので涼しかったりする利点もあります。

 

⑤速乾性の服(着替え)

香港の山登りは暑いです!!

最低でもTシャツは一枚持って行きましょう。

 

⑥日よけ兼雨具

これは母が必要です!

雨天兼用の軽量傘が役に立ちます!

 

⑦レインウェア

香港の山の天気は変わりやすく、突然スコールのような雨に襲われることがあります。

又、移動中の電車やバスは冷房で寒かったりするので、上着と兼用できるようなレインウェアが役に立ちます。

 

⑧水筒兼リュック

水は多めに持って行かないと命にかかわります。

しかし水は重いので水を背負えるようなハイドレーションタイプのリュックがオススメです。

 

⑨食べ物・おやつ/ウェットティッシュ

お昼を挟むときはおにぎり(腐り防止の為梅干しを入れてます)、おやつは個包装の物を持って行くと食べやすいです。

 

⑩絆創膏

キャラクター系のバンドエードを備えておくと、転んで擦りむいた時など子供の気を紛らわすことができます。

 

⑪虫よけ

虫よけは必須!場所と時期によっては結構刺されます。

子供が小さい時にはこのような虫よけのメッシュのパーカーを着せていました。

 

⑫日やけどめ

香港は紫外線が強いです!

汗にも強いウォータープルーフなのに石鹸で落ちるANESSAのパーフェクトUVマイルドミルクが子供にはおススメです。

 

 

⑬ホイッスル・ライト

いざという時に!

ホイッスルとライトは最低限の防災防犯グッツです。

 

 

⑮GPSウォッチ&ドローン

無くてもいい物ですが、これがあれば+αハイキングの満足度が上がります★