2017年12月1日金曜日

【Cuttie】カッティーしたいよね?

私が大好きなカッティー。
やりたくてもなかなかできない人もいるかと思い、
参考になったら良いなと、自分なりのカッティーを動画にしてみました。
ただし、レーサーでもありませんし、あくまでも私なりのカッティーなのでその辺はご容赦を!



■ここではさらに練習するにあたってのポイントなどを書いていきたいと思います。

・環境:
カッティーの種類やタイヤによってはアスファルトでも出来ますが、まず無理ですw。
(BMXなんかではスリック系のタイヤでサクサクやってる気はしますが)
グリップをしている時と、していないときの差が大きいので危険でもあります。
学校の土のグランドのような質感の地面、公園とかですかね。(硬い土の地面の上に細かい砂の様なものが撒いてあるような所)が一番練習しやすいです。
大き目の砂利の地面などでは、フロントもリヤも吹っ飛びまくるので止めましょうw。

・タイヤ:
最初は上記の様な地面で滑りやすい物の方が楽です。ただ、スリックまで行ってしまうと滑りやす過ぎて、ブロックタイヤでやった時に全然できない!なんてことになるかもなので・・・自分が動画を取った時はRACE KINGを履いてました。ごっついシュワルベの物より遥かに滑り始めが早いです。慣れてくればゴツイ ブロックタイヤでも問題なく行けます。ちなみにその場合はグリップ自体が高まるので車体の角度がもう少し倒れてきたり等の違いが出てきます。迫力はそっちの方が出ますね。

・空気圧:
リヤタイヤは滑り易くしたいので高め、フロントタイヤは喰いつきをキープしたいのでリヤより低めにしてます。動画撮影時はフロントが40psi、リヤが50psiにしてました。
それでもリヤが出にくい場合はリヤは限界値(60psiくらい?)とかまで上げるのもアリですね。

・サスペンションの設定:
動画にて行っているウォーミングアップでのスラローム走行のような時に、あまりにもフロントが滑りやすいようであればフロントのサスペンションの設定を調整して、滑りにくいセッティングにしておくと良いと思います。この辺は好みやフォームによっても差があるので具体的に『これをこうしておく』というのはありません。
リヤはリジットの方が楽に滑らせられるので、硬めにセッティングするかロックアウトを使うなどしてみてください。出来るようになってしまえば、『外足荷重』以外のカッティーではリヤサスの有無はあまり関係ないです。

・練習の最初に:
フォーム作りとグリップの限界を知ることが大事です。
自分も美しいフォームではないですが、意識は大事です。動画中のウォーミングアップにあるように、スラロームを繰り返してフォームを安定させるのがお勧めです。
そして、ゆっくりでも良いのでフォームをキープしたまま車体を倒し込んでいきグリップの限界、滑り方を確認してみると良いです。なんならニーガード付けて自然に滑って転ぶところまでやるのもアリです!。
で、それをやると自然にリヤが流れてくるんです実はw。(良い前後荷重のバランスでグリップの限界を超えるとこうなるのねと思ったりしました。)
まぁそのあとどうすることも出来なかった記憶ですがw。

・基本的な理屈:
ブレーキを使わずにリヤタイヤのグリップの限界を超えさせてやればOK。
あとはそれをどうやってやるか!?です。
ちなみに、動画中のコメントでも書いてますが『強めのリヤの抜重』による物は、
私の中では全くの別物と思っています。もちろん、いろんな場面で使えるとは思います。が、あの『ザザーッ』ってかっこ良さとは全く違うので・・・。ま、その辺は趣向の差でもありますが。


■コツ等 ウンチクw

・『外足荷重のカッティー』:
自分はまずここからスタートしたのですが、これは一番体力も使うし、今となっては一番難しいかも?とw。
曲がる時にグインと身体全体で地面に車体を押し付け(プッシュ)します。その際コーナー外側の足に荷重します(感覚的にです)。すると、グリップの限界を超えたリヤが滑ります。荷重のバランスが悪いとフロントが滑りすぎたりしてすっぽ抜けます。両輪が滑ることも多いです。
恐らくですが・・・、バームのコーナーなどで速く走れる人達はこれが自然に出ている感じなのかなと。レーサーなんかは速いしバームでのプッシュも当たり前なので、常にグリップの限界付近で走っているため、この状態が生まれているのかな?とか。
レーサーがコーナー出口でフロントを上げている(上がっている)ケースがありますが、コーナーでプッシュし、前に車体を押した結果そうなるのかな?とかとか考えちゃいますね。ま、自分のレベルではまず無理なので知る由もありませんがw。

・『後ろ足で押し出すカッティー』:
上のカッティーはハード過ぎるよな~と思っていて、楽にリヤのグリップの破綻をさせたい!というところから出てきたのがこのやり方。
これ、一番簡単ですw。そのくせ派手!
ペダル位置をフラットでかつ、コーナー内側のペダルを後ろ側にします。車体を傾けてコーナーを曲がり始めたら、後ろ足でチェーンステーを踵から蹴るように、コーナー外側に押し出してやります。最初は多少リヤの荷重を抜いても良いと思います。
動画で見ると尻をプリっとさせてますねw。下半身でねじっている感じでしょうか。そんな感覚です。
このやり方は難しくなく危険度も低いし、上半身からの流れをつなげられるようになると
、トレイルなんかでも結構使えるはずです?。これが出来るようになるだけでかなり楽しいと思いますよ。
ちなみに、これを『抜重』と思う人がいるかもしれませんが・・・やってみるとわかります。ちょっと違うんですw。
まぁ、勝手にそういうバランスになっているかもしれませんが、故意に抜く必要もその感覚もないですね。

・『全身ひねりのカッティー』:
これです、これ。これがちょっと前まではなかなかうまくいかなかった。
車体の傾きと荷重によってグリップの限界を超えるカッティーとは別に、うまい人達が繰り出しているのがこのカッティーではないかとw。
『後ろ足カッティー』もそうですが、このやり方は唐突にグリップを破綻させるやり方です。コツはというと難しいんですが・・・ハンドルから肩まではシッカリ一体な感じにする。そして肩?いや上半身全体でハンドルを切り込み、それにすこーし遅れるくらいで下半身もひねりの流れを追従する?そして一連のひねりパワーをペダルから車体に伝わせる?と、スパッ!っと滑る。・・・なんじゃそりゃ?とw。
まぁ~、そんな感じなんですw。
ただし、こいつはスピードが出てると繰り出すのも結構怖いのでは?と。
フロントを無理矢理ねじ込んでる感が強いので、フロントが喰いすぎたり完全にすっぽ抜けるとそうなる事か・・・。

■結論
ま、やっぱ出来るまで、コケるまで、コケてもそこから学んでやってみるしかない!とw。自分もバームとかでナチュラルなカッティーも、そうでないのも出せないので、まだまだ発展途上だなと。
それに、まだチャレンジしたことのない、抜重(ってかプッシュの後の抜き的な感じ)を使ったフリッカエシ的カッティーみたいなのも有るので。それも試してみたいなと。
それが以下の動画。
https://youtu.be/ErwKjU-P08k
アスファルトでやる!?っていう・・・ねw。
これはこれで楽しそう。

長々と書きましたが、ここまで読んでくれる人がいたら感謝です。
もし参考になったら嬉しいなと思います。

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