2045年にシンギュラリティが到来し、もはや人間ではどのような世界になるか想像すらできないと言われていますが、そのような人工知能時代を生きる中学生の息子に必要な教育とは何かを知りたくて購入。

 著者らが開発した人工知能型教材「Qubena」の紹介が主目的の本だと思いますが、それよりも印象に残ったのは、CHPTER2のSTEM教育でした。
 3Dプリンタを用いた自作ジュエリーの工作や、IoTではSONYのMESHというブロック型デバイスとドローンを使ったセミナーの紹介があり、子を持つ親としてとても興味深く読みました。CADソフトでは、Autodesk360という基本機能だけであれば無料で使えるソフトがあるというのを知ったので、来週末にでも試してみようと思います。でも、3Dプリンタは、ダヴィンチなんかはすでに5万円を切るモデルも発売されていて、そろそろ購入してみたいな。
 MESHは、SONYのホームページでもでも紹介映像があり、これを見ただけでいろいろなサービスのアイデアがインスパイアされ、わくわくしてきます。教育だけでなく、独自の家電やサービスが作れるような気がします。(価格がまだちょっと高いのが難ですね。)


 未来を生きている子供たちには、教室での座学よりも、このような最新テクノロジーを使ったクリエイティブな活動のほうがよっぽど教育として必要なのだとあらためて確信しました。それと同時に、相変わらずスマホゲームに夢中なわが子への危機感が・・・。まあ、何かに夢中になることは悪いことではないのですが。それならそうと、とことん極めてゲームを作るくらいまで飛び抜けて欲しいものです。


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