イメージの力_ギリシアのヒミツ[3] | 西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

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絵画鑑賞をもっと楽しく!絵の意味が分かる!

 


紀元前7世紀頃になると、


神話のストーリーが、美術(絵)の主題として

 

取り入れられるようになります。



(それ以前は、幾何学的な模様などでした)







一般の民衆においても

 

文字が一般化する前の時代においては、

 

 

 

 

絵、つまりイメージを介することが


神話のストーリーを

 

 

より具体的に想起することに つながりました。





 

現在、私たちが見ることができる

古代ギリシア時代の美術作品は

 

おもに、壺に描かれた絵(陶器画)、

 

 

 

 

 

もしくは、大理石彫刻や、

 

青銅像、(一部の壁画)などです。

 

 

 

 

 

 

 

 

なにはさておき、壺絵!

 

 



<陶器画の例>







2013年 ルーヴル美術館展 地中海四千年のものがたり 

図録より引用






 

 

 

 

 

 

 

 

 

古代ギリシア時代の大理石彫刻といえば

 

有名なのは、

 

 

 


これとか、



(サモトラケのニケ:紀元前190年頃)









これですね。



(ミロのヴィーナス:紀元前130年頃)




 

 

 

いずれも、発見されたのは、

 

1800年代半ば。




制作されたのは、

 

ギリシア時代の終わりの方(ヘレニズム期)です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに......

 

 


私たちが「絵画」と聞いてまず連想する、

いわゆる「キャンバス」に描かれた油絵が登場するのは、



まだまだ、ずっと後のこと(15世紀後半頃から)です。
 

 

 

 

=つづく=

 

 

 

 

 

*・・*・・*・・*・・*

 

 

 

 

 

西洋美術史を体系立てて

 

学んでみませんか?

 

 

 

 

ヨーロッパ旅行を控えている方、

 

美術館にはよく行くけど、絵の見方は知らないという方、

 

 

 

 

絵画鑑賞の初心者の方にも、

 

絵の面白さに開眼していただきます!

 

びっくり

 

 

 

 

 

 

現在、参加受付中の回は「4月8日・日」

 

 

 

 

美術史全体からも見ても ハイライトと言える

 

「ルネサンス」「バロック」に重点をおいて

 

西洋美術の流れをお話しします。

 

 

 

 

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西洋美術史パーフェクトプログラム主催

 

講師:内田ユミ

 

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