あなたといること 149 | ある日突然、東方神起sec

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ある日突然、東方神起からのお引越しです。


「くちびるじゃなかったら…いい?」
ユノさんのくちびるが首すじに触れる。
パンツ以外なにもつけてない僕は、無防備で…

「我慢の約束…」
ドキドキしすぎて、無意識に自分を守ろうとする。

「…わかった」
ユノさんが寂しそうに微笑むと、僕から離れる。

そうやって離れられると、すごく寂しくて…ユノさんがベッドから降りるのを見つめる。

「どこに…?」
怒ったの?
自分から拒んだのに、ずっとそばにいたい…

「限界だから…」
僕を見ないまま、ドアを閉じる。

限界?
あ…身体中が赤くなる。

僕は自分のことしか考えてなかった。
ユノさんだって…熱くなってたのに。

ドアのそばにたって、ノブに手をかける。このドアを開けるということは…そういうことになる。

それだけの覚悟があるのか自分に問いかける。

「チャンミン…」
ドアの向こうから聞こえる声。

ユノさんが僕を思ってる…
僕はここにいるのに…胸が苦しい。



ガチャ…

「ユノ…さん…」
…迷った末にドアを開ける。

びっくりした表情で僕を見ると、あわてて隠すユノさん。

隣のソファに座る…そのまま抱きついて。

「…チャンミン?」
困惑するユノさん。

「ごめんなさい…自分のことしか考えてなかった」
胸に顔をうずめる。

「熱があるんだから…自分のことだけ考えてればいいんだよ…」
優しく髪をなでてくれる。

「……。」
ユノさんに抱きついたまま、手を伸ばす熱い部分。

ユノさんの身体が緊張する。

僕も緊張するけど…そのためにドアを開けたんだ。


つづく

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