あなたといること 178 | ある日突然、東方神起sec

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ある日突然、東方神起からのお引越しです。

ユノさんが、寝かしつけにいった後お風呂に入る。

今日は朝から、ずっとほのぼのしてたから、急にドキドキしてきた。

ブクブク…
お湯の中に頭まで浸かって、落ち着こうとするけど

温かいお湯の中…
脳裏に浮かぶのは、ユノさんのことばかり。

「…ぶ、げほっ」
余計なことまで思い出した…むせて苦しい…さっさと上がろう。


今週は2回、一緒にご飯を食べた。

…泊まっていけば?
ユノさんが言ってくれないかなって、ゆっくり片付けたりしてたけど…言ってくれない。

ドフンくんを寝かすからって、キッチンでくちづけると玄関まで見送りに来てくれる。

「明日もこれる?」

「あ…明日は、遅番だから…」

「そう…寂しいな」

最後の言葉はつぶやくみたいで、はっきりとは聞こえない。

「おやすみ」

「おやすみなさい…」

ユノさんが近づいてくる。
嬉しくて、目を閉じるけど…くちびるが離れる瞬間、すごく寂しくて掴んだ肩を離せない。

離れたくないから、泊まってもいいですか?

言えたら きっと…でも、言えないまま ため息をつく。

…ガチャ

ユノさんがリビングに入ってくる音で、我にかえった。

ドフンくん、寝たんだ…
この後どうするのかな…髪を乾かす手に力が入る。

ふいにユノさんにタオルを取られる。
見つめ返すと、笑ってるような困ってるような…そんなユノさん、あまり見たことなくて見つめてしまった。

僕から視線を外すと、チュッて耳にキスを落とす。

「……っ」
びっくりした!びっくりした‼︎
いきなりのキスに身体がビクついて恥ずかしい。

でも…耳だけじゃなくて…

「ユノさん…」
僕…もっと…

「…ん?」
優しい声…優しい眼差し。

もっと触れて…思いを込めて見つめ返したら、重なる柔らかなくちびる。

くちびるを開くと、ゆっくり入ってくるユノさんを僕の中に閉じこめると、舌の厚みと弾力を歯で噛んで確かめる。

身体を抱きしめられて、いつの間にかソファに倒される。
くちびるを離したユノさんの眼差しが僕を射抜くようで…恥ずかしくて視線から逃げると…

「ごめん…」
そんな僕の態度に、ユノさんが離れていく。


つづく


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