あなたといること re107 | ある日突然、東方神起sec

ある日突然、東方神起sec

ある日突然、東方神起からのお引越しです。

チャンミン先生の甘い声に、誘われるようにくちびるを重ねる。

そのやわらかい髪に、指を差し入れて、ゆっくり味わうと…そのくちびるから力が抜けていく。

…深くしても、いい?

その表情を確かめると、真っ赤になって俺を受け入れる先生がかわいくて…もう、がまんできそうにない。

触れるか、触れないかのくちづけを繰り返して…チャンミン先生のくちびるが開くのを待つ。

「…はぁ」
甘い、ため息…それを合図に、くちびるが開いた瞬間にねじ込んでいく。

「ん…んんっ」
先生の熱い舌に絡めると…漏れる吐息。
その声にゾクゾクして…隅々まで、舌を這わす。

静かなリビングにふたり…ジリジリと後ずさる先生をソファに閉じ込めて…熱く、絡める。

くちびるを離して、先生を見つめると、薄く目を開いて…うっとりと見つめ返す。

「…かわいい」
耳もとで囁いて舌を這わすと…

「ユノさん…」
身をよじって、俺を止める先生が、かわいくて…たまらない…

これ以上は…だめ?
その弱い耳を甘噛みすると、電気が走ったようにビクついて、声をあげる先生をしばらく、じっくりと味わう。

…目を潤ませて、俺を見つめる先生が…愛しい。

「ふふっ…」
わかった…これ以上は、しないよ…頬にくちづけて、その身体を抱きしめる。

「もう遅いから…寝ましょう」
…緊張した表情を浮かべる先生に微笑んで、その身体を引き上げると、ベッドへ向かう。


「今日は…何の話をしますか?」
寝室を暗くして、チャンミン先生と手をつなぐ。

「ユノさんの…子供の頃が知りたいです…」

「僕の?」
…予想外で驚く。

「保育園の頃から…やんちゃだったのかなって…」
恥ずかしそうに、つないだ手をモジモジさせる。

「やんちゃって…僕、そうですか?」
そんなこと言ったら…もっとやんちゃしちゃうよ…

「僕よりは、遥かに…」
暗闇に慣れて、俺を見つめる先生が見える…はにかんで笑うと天井を見つめる。

「先生…」
こっちを、見て…天井にさえヤキモチ妬いて、先生を抱きしめると…ゆったり静かな時間が流れる。

窓に雨があたる音…

外は雨…明日もそうだろうか。
でも、心の中はなんの曇りもなく晴れていて、なんの心配もない…虚しさもない。すごく平穏で…腕の中の恋人にくちづけたら、急にまぶたが重くなる。

「続きは、また今度…おやすみなさい」
つぶやいて…愛しい人を抱いて眠る。


つづく


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