着地点に着くまでは、とにかく必死で…
そこまでは何度もイメージしてたけど、これからどうする?
温かい君…
柔らかく馴染むまで、くちづけながら君を見つめる。
コクン…
僕への合図?
動いても、いい?
…ドクンと身体が反応する。
これ以上は進めないから、少しだけ腰を引く。
「…う、ぁっ」
まるで引き絞るようなそれに…息が漏れる…恥ずかしいほど。
ゆっくり押しつける僕。
まるで夢…
まるで夢…
君に愛される奇跡の中、僕達は繋がっている。
桃色に染まる君…
声すら、甘い。
僕が動くたび、甘くかわいい声をあげる。
僕が必死なように、君も…
ふたりの声も、重なり合う。
「…チャンミンの中で…もう、…」
…弾けそう。
だから、君も一緒に…
おでこを合わせ、きゅっと握りこむ。
「ユノ…」
…うん?
「僕…もう…」
…うん、僕も一緒。
この一瞬を言葉にする…
「……愛してる」
僕は、君だけ…
こみ上げる涙とともに、君に捧げる。
つづく
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