a sweet scent 75 | ある日突然、東方神起sec

ある日突然、東方神起sec

ある日突然、東方神起からのお引越しです。

着地点に着くまでは、とにかく必死で…
そこまでは何度もイメージしてたけど、これからどうする?

温かい君…
柔らかく馴染むまで、くちづけながら君を見つめる。

コクン…
僕への合図?

動いても、いい?
…ドクンと身体が反応する。



これ以上は進めないから、少しだけ腰を引く。

「…う、ぁっ」
まるで引き絞るようなそれに…息が漏れる…恥ずかしいほど。

さっきよりは進みやすくなったそこ…
ゆっくり押しつける僕。

まるで夢…
君に愛される奇跡の中、僕達は繋がっている。

桃色に染まる君…
声すら、甘い。

僕が動くたび、甘くかわいい声をあげる。

僕が必死なように、君も…
ふたりの声も、重なり合う。




「…チャンミンの中で…もう、…」

…弾けそう。
だから、君も一緒に…

おでこを合わせ、きゅっと握りこむ。




「ユノ…」

…うん?

「僕…もう…」

…うん、僕も一緒。

この一瞬を言葉にする…

「……愛してる」

僕は、君だけ…
こみ上げる涙とともに、君に捧げる。



つづく





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