母の過去 62 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

62
 
以前に従妹が訪ねて来てくれた時は
間借りの部屋に通すのは恥ずかしくて
喫茶店に連れて行ってもらったのですが
今日は喫茶店に行く時間も勿体無く
恥ずかしいけど間借りをしている6畳に従妹を
通したのです。
 
お茶を持って行く手も震えてます。
こえたから従妹はどんな話をしてくれるのか?
もう心臓は口から飛び出しそうです。
高校受験の合格発表を見に行く時より
緊張してるのが自分でも解ります。
従妹はお茶を一口ゴクリと飲むと
長いあいだ時間がかかった事を始めに詫びて
調べた事を話し初めてくれました。
祖父の会社に初めは一人で行くと番頭に相手にされないから
法律に詳しい会社の上司に事情を話て
一緒に行ってもらった事、
家がどうして他人の名義になってしまったのか?
会社がどうして番頭の物になったのか?
中学を卒業したばかりの15歳の母にも解るように丁寧に話はじめてくれたのです。

 

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