今朝も、いつもの「走れ!歌謡曲」を聴いていたら・・・
ゲストが、荒木由美子さんだった。
若い方はご存知ないかもしれない。私のみすけと同世代。昭和50年代、西暦だと1970年代後半から80年代前半ごろ、アイドルだった方であり、一時期引退されていた。
結婚とほぼ同時に始まった、義母の介護と子育てに追われる20年間を過ごしたそうだ。
子育ては、先が見えて来るけれど、介護は、全く先が見えない。
そんな辛い、大変な中で、何が一番荒木さんを救ったくれたかと言うと、自分の話に耳を傾けてくれたり、声を掛けてくれる家族、特に夫の湯原さんだった。
「良く頑張ってるねぇ」
「ありがとうね」
介護されている人はもちろん救ってあげなければいけないけれど、それ以上に、介護している人の、心を救ってあげることが第一だと。
誰かが、自分の介護の大変さを認めてくれている、と思うだけで、自信になるし、明日の力になる。
言葉に出すことがとっても大事。
ただ、精神的に疲れ果ててしまって、感情的に、どうしても言葉で言えない時、そんな時は、義母の手を優しく握ってあげたそうだ。
そうすると、手と手が触れあって、お互いの血が通い合うような、そんな感覚で、心が通じ合う。
これは、夫婦喧嘩した時の仲直りにも使えるし、親子の間でも同じだと、おっしゃっていた。
とっても良い話だった。私も、かみさんの手を握ってみようかな~。
でも、私のみすけがやると・・・
「いきなり、何すんのよ!」なんて怒られちゃうかな(笑)
荒木さんの言葉を聴いてみたい方は、ラジコ(radiko)のタイムフリー機能で、文化放送2017/12/13(火)27:00-29:00の「走れ!歌謡曲」の1時間22分辺りから、どうぞ。
この荒木さんの介護の経験の話は、断酒にも通ずると思ったので、長々と引用させて頂いた。
ひとりのアル中が酒を断つことは、その人だけの話ではなくて、周囲、特に家族の協力が何より大事だと言うこと。
これは、私のみすけが身をもって体験したことなので、とても良く分かるのだ。
「頑張ってるね!」
「今日も飲まなかったね!」
「お酒飲まないことに慣れて来たね!」
こんな風に声を掛けられると、とっても嬉しいのだ。明日からも断酒を続けよう!って、力が湧いて来るのだ。
そして、家族に、心の底からこれまでと、今と、これからも「ありがとう!」と、感謝の意を伝えたくなり、実際に声に出して言う。
「ありがとう」
これまで、飲んだくれていた自分を見守ってくれて、断酒して辛い頃励ましてくれて、今、こうして一緒に生活してくれて、こんなに有り難いことはないのだ。
断酒は、ひとりで頑張らないことだ。
周囲の協力の元、断酒仲間との連携の元、明るく楽しく、前向きに、進もう!
(冒頭の写真の意味は、2017/12/13(火)27:00-29:00の「走れ!歌謡曲」の1時間22分辺りからの荒木さんの話を聴くと分かる・・・)
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)