中古住宅で雨漏りした場合、瑕疵担保責任は問えるのでしょうか。
雨漏りは通常大雨や台風によって気が付くケースがほとんどで、その時にはすでに売主の瑕疵担保責任の期間が過ぎてしまっていることがあります。
この場合は残念ながら買主が費用を払って修繕する必要があります。
ただし、売主が瑕疵担保保険に加入している場合は、個人間での売買の場合は以下のどちらかの期間で補償を受けることができます。
・1年
・5年
また、もしも個人ではなく業者が中間に入っている場合は
・2年
・5年
のどちらかの期間で補償を受けることが可能なので、確認してみてください。
いずれの場合も中古住宅を購入前にホームインスペクションをしてできるだけ問題点を洗い出しておくことが重要になります。
この手のトラブルが増えているので、ついに国が2018年4月からその中古住宅がホームインスぺクションを受けたことがあるか、今後受ける予定かを必ず売主に説明をしなくてはならなくなりました。
ホームインスペクションが義務化される訳ではないですが、ホームインスペクションを知らなかった買主がこれを機会に知れるようになるのは大きな前進です。
以上、中古住宅で雨漏り!瑕疵担保責任は?についてでした。