2017年10月04日
のんべえ男子の必読書!「酒のほそ道」(ラズウェル細木) あらすじ&感想
酒のほそ道(日本文芸社ニチブンコミックス) ラズウェル細木
1〜41巻まで発売中、以下続刊 (2017年10月4日現在)
あらすじ
仕事よりもお酒を飲むことが第一のサラリーマンの岩間宗達。
もちろん仕事が終われば居酒屋に直行!
今日も薀蓄や講釈を垂れながら飲み明かします。
主な登場人物
- 岩間宗達(いわま・そうたつ)
おじさん扱いをされることが多いが、作中年齢は29〜30半ばくらいと思われる。
何よりも酒と肴のことを優先。薀蓄が好き。俳句などを詠み、風流人を気取ることが多い。
- 三浦かすみ(みうら・かすみ)
宗達と2人で飲みに行くことも多いが、恋人というまでには至っていない。
綺麗好きでオシャレだが、宗達の影響でオヤジ臭くなることもある。
- 前田課長(まえだかちょう)
一見厳しいが部下を誘って飲みに行くことが多い。よく宗達にたかられる。
- 斎藤(さいとう)
宗達と言い合いになることも多いが、基本的にはウマが合う。
- 竹股(たけのまた)
宗達と斎藤に比べるとあまり主張しないでなだめ役になることが多い。
- 桜木(さくらぎ)
宗達に酒飲みとしての心構えや振舞いなどを教わっているが、少しズレていたりする。
- その他後輩たち
感想
「週刊漫画ゴラク」というまさにピッタリの層が読む雑誌で連載されていますが、題材のわりには誰でも楽しめる作品になっていると思います。
1話あたり6ページほどの短編で読みやすく、各話ごとにある解説となる小話も面白い。
「酒のほそ道」というタイトルですが、お酒そのものの質や銘柄にこだわるような漫画ではなく、呑兵衛の生態や居酒屋でのあるある話、旬の酒の肴の話やレシピなど、お酒を飲むといった行動に関わることを描いたという感じ。
主人公の宗達も強いこだわりを持ってはいるものの、基本的には飲んで食って気持ちよくなりたいだけので、最後はグダグダになることが多いです。
この酒はいい、あの酒はダメだ、なんてことはない。アルコールならなんでもいい(笑)
主人公の姿で作者の持論を語っているという感じはありますが、あまり深くはなりすぎずマニアックではないのが気軽に読めていいと思います。
居酒屋で酔っ払った人の話を気軽に聞いているようなスタンスで読める作品というか。
登場人物が多く色々人間関係はありますが、ストーリーやその関係に特に発展性がないのも逆にいいと思います。
ベタではありますが、ふらりと居酒屋に行きたくなるような作品です。
そこに実際に宗達がいたら、薀蓄でウンザリさせられそうですが・・・。
お酒を片手に読むのも楽しいかもしれません。
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