ADHD空手愛好家のわるあがき

個人輸入で（現在は無理）ストラテラのジェネリックを購入している人のブログをきっかけで知ったことですが、心療内科・精神科の受診歴がある生命保険に加入できないことを知りました。
まとめサイトなどでも議論をまとめたものを見ていたのですがどうやら本当らしいです。保険会社によって違うのかと思っていましたが、どうやら5年以内にあると無理だとわかりました。

どうやら隠して加入しても徹底的に調べられるようなので、隠してもダメなそうです。正直、自立支援に入っていても高い薬を飲み続けなければならないので無縁だと思いますが、当事者の方のなかでは入りたい人もいます。

最初は自分で気になるなら診断受ければいいのに…なんて思ってしまいましたが人によってハードルが違いますし、事情も知らないので勝手に不快感をもってしまったことが申し訳ないです。
小さい頃に診断が出た人や、学生のころ、もしくは社会人になってから、もしくは結婚、出世などがきっかけでわかる人もいます。自分だけの視点で考えるとダメですね…

最近疲れが酷く、リハビリがてら更新してみました。単なる感想になってしまいましたが、読んでくれた方々に感謝です。

はっきりとした自分がないというか、診断を受けたときに一度なくなってしまったのかもしれません。自分でいうのも恥ずかしいですが同年代と比べると非常に幼いです。ＡＤＨＤなどの発達障がい者は実年齢の×0.7は幼いと見たことがあると思いますが僕自身はもっと幼いと思います。

元々問題児である僕のせいか母は少し過保護なとこがあると思います。それでも診断を受ける前の僕は何でも反抗…というかいうことを聞けませんでした。しかしこれは自主性があったからなのもあると感じます。しかし今まで様々な人から否定されるようになったり、自分でもよくわからないことをしていることに気づいてからどんどん自分を信用できなくなってきました。診断された時はただのダメな人間ではなく特性により振り回されていることに気づけたときはどこかホッとしました。しかしここで「障がい者」であると知ってしまった訳です。今までの自分、アイデンティティが壊れてしまったように感じました。

何でも人のいうことを（自分のなかでは）聞くようになってしまいました。自分はおかしいから相手のいうことが正しい、自分が悪い、だから自分での判断ではなく人のことを信用しようと思ってしまうようになりました。自分の考えでなかなか動けなくなってしまった訳です。

しかしようやく自分の「特性」を受け入れられてきてからは何となくですが自身で行動できるようにはなってきました。昨日の話ですが自身の未来図を師範に話しましたが、やめておいたほうが良いといわれてしまいましたが自分の中では納得いっていません。いわれた時はやっぱり自分には無理なのではないか？と思ってしまいましたが、一日経ってやはりやってみたいという気持ちが強く出ています。

「この人」がいったからいう通りにする、ではなく自分で決めたから動く、そうしたいです。これからも人の意見は参考にしていきますが自身が納得できないものはやらないことにします。仕事とかになると難しいと思いますが、自分なりに見つけていきたいです。

一応、自分でやりたいことはぼんやりとですが見つけました。僕の「特性」は治せません。しかし環境や状況によっては活きるところもあるかもしれないのです。今までとは違う自分を探したいと思っています。ただあれこれ思考に耽るのではなく行動するようにしたいです。今まではただ勢いでやってきました。しかし今は自分のことを少しづつですが知ってきたので対策できるものも見えてくると思います。もっと自己理解を深めていくのみです。

アルバイト先が決まったことや、クロチアゼパム、あとは慣れてきたのか子供たちの稽古を手伝うことにはあまり不安感は少なくなってきました。罪悪感は未だありますし、子供たちのパワーに振り回されてばかりなのでまだまだですが自分のなかでは大きな一歩です。

そして無事に昇級できました。型も難易度が上がってきたり、型の分解も最近教わっています。

自身の問題点も具体的なものがようやく見つかりました。それは攻撃に移る際に目を瞑ってしまったり、下を向いてしまっているようです。自分ではまったくわかりませんでした。自宅の基本動作の練習の際もしている可能性があるので動画をとってみたいです。いまは器具がないのでむりですが…大きな鏡もあったほうがいいかもしれません。

今まで緑帯以上の方とスパーリングをするときは有効打を一つも当てられなかったり、スピードもイマイチないのもそのせいかもしれません。プロの格闘家は「目線でフェイントをかけるようないる」と聞いたことがあるのですが、目を合わせるのが苦手な自分としては常人には無理な技術だと思っていました。しかし小さい道場の中でも目で相手のことがわかる人間が多数いるということは常人でも稽古次第では可能な技術なのでしょうか？　　

いつも以上に実りのある稽古でした。体調が最近よくなってきたのもあるのか楽しさが戻ってきたのが良かったです。しかし今日も体調を崩しておりまだまだ不安定です。この自分の体調の悪さとはおそらく一生付き合っていくことになると思うので、うまくやっていきたいと思います。

先生が変わってから意図が伝わらなかったり、話を打ち切られてしまったり、モヤモヤしながら病院に通っていました。さすがにこのままではダメだと思いやり方を変えました。

失言が怖くゆっくり話したり、区切り区切り話す意識をしていましたがそれだと頭が追い付かず、中々うまく話せません。先生とはへんな気をつかわず一気に話すことにしました。改善のために来ているのに、相手に気をつかって却ってストレスが溜まるのでは意味がありません。あらかじめに悩みや困りごとや症状を箇条書きしてきたので、伝わらなかった場合はそれを見せるつもりでした。

結果はなんとかなりました。まずストラテラが８０ｍｇから６０ｍｇにへりました。自分の中では違うと思うのですが、現在の体調の悪さを先生はストラテラのためだと思ったそうです。前に使ってた時はそんなことなかったのですが、いったんやめた状態から再スタートすると副作用が強く出てしまう人もいるそうです。

眠剤はゾルピデムは継続で新しくフルニトラゼパムという薬を出されました。ここ最近ですが中途覚醒がひどく夜は眠れないのに日中は眠くて仕方ないことが多く、寝ても倦怠感が辛いです。ゾルピデムは中途覚醒にはあまり効果がないので、中途覚醒や早朝覚醒に効果があるこの薬が処方されました。麻酔にも使われている薬だそうです。昨日使ってみたのですが、８時間以上一度も起きることなく寝ていました。凄い効果です。

あとは頓服でクロチアゼパムも出してもらえました。不安や希死念慮が酷くまったく動けないことや、前の病院で鬱やＰＴＳＤの診断が出ていることを相談できたおかげだと思います。作業中に急にそれらが原因で動けなくなってしまうので、働いたときに困るから備えが欲しかったのです。安定剤としてはマイルドな薬らしいですが、このタイプの薬は初めて飲むので仕方ないと思います。効果があればいいのですが、まだわかりません。

新しく薬が出てこれからのことが改善されたら嬉しいです。しかし副作用に気になることがありました。「不注意、集中力の低下、反射神経の低下」とあるのです。ＡＤＨＤの僕には起きてほしくない副作用です。車の運転も危ないとありました。まだ使い始めたばかりなのでなんともいえませんが、何日か使ってだめならやめた方がいいのですが、合ってくれるのを願うばかりです。あといずれもアルコールとの相性は最悪なので気を付けます。

僕が通っている支援の期間でアサーションというものを知り受けていました。一言でいうと「自分も相手も大切にする自己表現」のことをいいます。コミュニケーションに問題があり、今までトラブルを起こすことがあったのでそれを改善できるのではないかと密かに期待していました。

結果だけいうと今の自分ではそこまで手を回す余裕がないことがわかります。アサーションを身につけるには僕はこれを優先して取り組む必要があると思いました。

何度か受けて自分がどのようなタイプで、何が苦手なのかわかります。しかし主張しすぎるか、黙るかの極端な僕にはやることが多すぎました。そもそも「その場にふさわしい方法」というのが難易度が高すぎます。このことを頭にいれてやり取りしていては僕の頭では処理しきれません。

もちろん全く役に立たなかった訳ではありません。権利のことや短所でも見方を変えれば長所になることがわかりました。レクリエーションも勉強にはなりましたが、今の僕が人とコミュニケーションするのがどれだけきつくなっているか再認識します。

今までは勢いだけで人と関わってきた弊害が出てきたと思います。もう少し落ち着いたら、改めて試してみたいです。