ミニマリスト・断捨離は、アーリーリタイアの要件か

2018年6月13日水曜日

リタイア後の生活

アーリーリタイアを目指すことは、「お金」持ちを目指すのではなく、「時間」持ちを目指すことになると考えています。

以前、「ミニマリストの嫁に捨てられてしまうもの」に、物欲について記載をしましたが、あらためてアーリーリタイア後に目指すものを記載します。

そもそも何のために・・

人間を含め、すべての生き物はそれぞれの欲望を満たすために生きていると思います。

何のために働きますか 働く目的は?」には、少し辛辣なことを記載しましたが、それぞれの動物はそれぞれの幸せを持つと思えるようになりました。

人間は世界中から美味しいものを探して食べたり、集めたりできますし、行きたいことろには車や飛行機で移動することもできます。

一方、公園に住む虫では、そのようなことはできず、公園のなかで生活し、公園にある草を食べて、公園のなかで短い一生を終えることもあるでしょう。

しかし、その虫は不幸せなのかと考えます。


満足を得るものは・・

恐らく、虫にとっては、他の動物に殺されることなく、食べ物がたべられれば幸せなんだろうと思います。

億り人になりたい・・や、世界一周したい・・や、○○を手に入れたい・・などを考えることもなく想像もしなければ、それで満足ではないでしょうか。

1億円貯めた人の情報を知り、海外旅行に行き、雑誌などで○○を知ることは、目指したいものを自分で作っているように思えます。

仮に大金持ちになれば・・

1億円を貯めて、世界一周し、欲しいものを手に入れると、その人は満足を得られるのでしょうか。

恐らく、次に目指すことを考えると思います。

以前、お金持ちや高齢になっても働く人の思考について「高齢でもバリバリ働く人の心境を知るため、資産家や政治家の年齢を調査」に記載しましたが、目標達成すれば別の満足を求めてしまうことになるということです。

大金持ちの人が、寄付や人徳を目指すのは、お金に関する目標に到達したので、別の満足を目指していくように思います。


高級寿司店

嫁は寿司が好きで、休日にはよく回転寿司店に行きます。

考えてしまうのは、たまには高級寿司店に行ってみようか・・・という時です。

回転寿司店も美味しいものが多く、行けば十分に満足できますが、高級寿司店に行くと、回転寿司店での満足は、満足ではなくなるのではないかということです。

つまり、虫は公園以外の世界を知らないので満足しているが、世界一周できることを知ることにより不幸せになるのではないかということです。

欲望には限りが無い

サラリーマンは労働の対価としてお金をいただきます。

普通の人は労働時間を増加させることで収入を増やすことは「お金がある人は不要でも、お金が無い人は必要なもの」に記載しましたが、サラリーマンは、自由時間を犠牲にした対価としてお金を得ていると考えます。

そんな中で、あれも欲しい、これも欲しいと目指していると、いつまで経っても満足は得られないのではないかとも思います。

高級寿司店に行くのは贅沢だからとか、お金が無いからという理由ではなく、普段の生活のなかで幸せに感じることを大切にしたいので、高級寿司店に行かないという選択もあるのではないかと思います。

満足や幸せについては、他にも色々と記載したいところですが、続きは別の機会に記載することにします・・・。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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