信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県土地改良事業団体連合会通常総会並びに60周年記念式典

2018年03月20日 | 私の活動報告
 20日(火)午後1時から長野市において、長野県土地改良事業団体連合会第60回通常総会が開催されました。

▽ 会長の藤原川上村長さんが、農業農村整備事業費の来年度予算は、大幅削減前とほぼ同額の予算が付きましたが、現下の農業・農村の現状を踏まえ、会員の共同の利益を増進する本会の目的を遵守し、農業農村社会の継続的発展に貢献するため、長野県並びに関係団体と連携を図りながら事業を進めてまいりたいなどと挨拶をされました。

 議案は、平成29年度中間事業報告・収入支出補正予算(第2号)(案)、平成30年度事業計画(案)・賦課金の賦課基準及び賦課徴収の方法(案)・役員報酬(案)・収入支出予算(案)などについて協議をし、上程された原案通り認められ、「安定的・計画的な事業執行ができるよう、地域の要望を満たす予算を、当初予算で継続的に確保すること」など9項目の決議(案)が満場一致の拍手で決定されました。


 午後1時50分からは、創立60周年記念講演として、農林中金総合研究所 理事長 皆川芳嗣氏から「日本の農業・農村と土地改良のこれまでの歩み」と題しての講演を拝聴しました。



 土地改良との出会いは、水田転作担当の時で、奨励処置の割り増し、21世紀型モデル事業、土地改良負担金の軽減に取り組んだ内容、UR対策の6兆100億円について、大方は事業の早期完成であった内容、農村振興局管理課長の時に土地改良法改正に取り組んだ内容、諫早湾干拓問題ではバランスを欠いたご無体な内容、当村でも取り組んでいる「農地・水環境保全対策」を始めた内容、関東農政局長時代の政権交代で戸別所得補償導入に伴う大幅減に直面した内容、日本農業の変革の時代に応じた農業施策でワイン用ぶどうに注目していて、地域に拘って訴求していくことが日本の農業の価値を生む内容、農業・農村に関わる土地改良区の皆さんなど様々な関係者との連携を大切にしての「農泊」や、農業と福祉の連携の「農福」により生活の質が上がることにより平均寿命が長い長野県の内容、今回の土地改良法の改正は前向きであり、事業に関わっていただき味方を増やしていき、持続可能性を高めていくなどの内容、美しい農村風景や美味しい農産物のある長野県は、土地改良区の皆さんのご尽力により築かれてきたことに感謝を述べるなど、多岐にわたっての講演を拝聴いたしました。

 午後3時からは、創立第60回記念式典が開催され、藤原会長さんのご挨拶があり、創立60周年記念感謝状贈呈式、第57回事業功労者表彰状贈呈式が行われ、多くのご貢献をされたそれぞれの皆さんに感謝状と表彰状が贈られました。







 その後、阿部知事さん、宮下衆議院議員さん、浅川関東農政局長さん、鈴木県議会議長さんが、それぞれの立場から祝辞を述べられ、受賞者を代表して松本支部の中野さんが御礼の挨拶をされ閉会しました。






▽ 今朝の写真は、バス通勤でしたので小舟バス停からの風景です。



 今日生坂村では、児童館で児童クラブ保護者会・ラン&ウォーク、南部交流センターで健康応援隊おさらい会、給食センター視察研修、下生坂の皆さんの元気塾、山口医師訪問診療などが行われました。

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