マンマのパスタの人気ナンバーワンを占めるのは、どの家庭でも " Pasta al sugo "
つまりはトマトソースのパスタである。
sugoは本来ソースという意味だが、ここでは
sugo =ソース=トマトソース
という意味合いとなっている事からも、その人気の度合いはお分かり頂けるかと思う。
例えば私たち日本人が長く海外旅行に行く時など、出先で突然白いご飯が恋しくなるように、イタリア人は必ず
トマトのパスタが食べたくなるらしい。
そんな訳で、イタリア家庭でキッチンにトマトのない家庭はないに等しく、どの家庭にも山積みされている。
必然、前菜にはブルスケッタの登場率もかなり高く、トマトのONシーズンとなる夏は、どこに行ってもブルスケッタがお目見えする。
暑い夏には、さっぱりとしていて食べ安いのもあるものと。
ブルスケッタ
スライスしたバケットなどのパンをこんがりトーストして、トマトをカットしたものをお塩とオリーブオイルで一緒に乗せたらよいのよね?
原理的にはそうなのだが、それは単なる"フツウ"のブルスケッタ。
今日は本当に"美味しい"ブルスケッタの作り方をご紹介。
〈材料 〉
プチトマト 20個〜 ( イタリアでは種が少なく甘みの強いダッテリーニを使用。日本では フルーツトマトを )
細かくカットしていく。
↓
甘みの少ないプチトマトにあたった場合、はちみつをいれることにより、フルーツトマトと同等の糖度にすることが可能。
トマトの"甘みを強調"させる。
バルサミコ 小さじ1 →ポイント②
出来ればとモデナ産、かつ熟成年数12年以上のものを、、、
そうでない場合には、酸味のみ強すぎて逆効果。入れない方がむしろ良い。
良質なオリーブオイル 50cc〜
塩、こしょう 適
バジル 適
ここまではフツウのブルスケッタの材料。
ここにTsugumi's ブルスケッタの場合、セロリと人参のみじん切りを大さじ1づつ加えてコクをだしていく。
すべてをミックス。
日本ではバケットなどの薄切りに刷毛でオリーブオイルを塗り( お好みでフォークに刺したガーリックをすりつけても、、)
オーブン、またはトースターでカリカリに焼く。
具材の乗せる時には、トマトの底に沈んでいるソースも忘れずにのせて、パンに少し染み込ませてから頂くと美味しさがUPする。
いわゆる、イタリア人が好きな"スカルペッタ" ( お皿に残ったソースなどをパンに絡めて頂くこと ) も一緒に作る行程で行ってしまおうということ。
そして最後に上から軽く、オリーブオイルをかけて。
是非お試しくださいませ。
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